
この記事をまとめると
■メルセデス・ベンツがコンパクトSUVであるGLAの新型を発表した
■新型GLAは低くワイドなスタイルと最新デジタル技術を採用する
■まずはEV版からリリースして後にMHEV版を追加する
新型GLAは2系統のパワートレインを用意
メルセデス・ベンツのSUVラインアップにおいて、都市部での扱いやすさとプレミアム感を両立するエントリーモデルという役割を担ってきた「GLA」がフルモデルチェンジを果たした。
新型GLAは、従来型よりもスポーティなプロポーションへと進化するとともに、最新の電動パワートレインやAIを活用したインフォテインメントシステムを採用し、単なるコンパクトSUVの世代交代ではなく、メルセデス・ベンツが進める電動化とデジタル化を象徴するモデルへと生まれ変わっている。
GLAは、メルセデス・ベンツのSUVシリーズではもっともコンパクトなモデルのひとつで、ハッチバックのAクラスをベースとする都市型SUVとして2013年に初代が登場した。現在日本で販売されている現行型は2020年に登場した2代目で、新型は3代目にあたる。
これを聞くと、新型GLAは単にメルセデス・ベンツの「小さいSUV」と思われがちであるが、じつはそうではない。メルセデス・ベンツによると、GLAは現在の同社におけるもっとも売れているコンパクトモデルであり、若い世代や初めてメルセデス・ベンツを購入するユーザーにとっての重要な入り口にもなっているという。そこでメルセデス・ベンツは、ブランドのエントリーモデルである新型GLAに、最新技術をこれでもかと積極的に投入した。いわばメルセデス・ベンツの戦略モデルのひとつなのだ。
このような位置づけであるため、新型GLAのスタイリングは、都市型SUVらしい洗練さとメルセデス・ベンツらしい存在感を両立したものとなっている。
従来型と比べて全高を20mm低くする一方でホイールベースは61mm延長。さらにリヤトレッドを拡大し、力強く張り出したショルダーとボディ幅一杯に配置されたタイヤ&ホイールを組み合わせることで、低くてワイドなスポーティさを強調している。ボディサイドは複雑なキャラクターラインを減らし、滑らかな面を生かした造形を採用し、スタイリッシュな印象とSUVらしい力強さを融合した意匠となっている。
フロントマスクも大きく変わった。EV版には、メルセデス・ベンツの新世代モデルを象徴する「アイコニックグリル」を採用する。これは先に発表されたEV版GLCにも採用されたのと同様のもので、中央には大型のスリーポインテッドスターを配置し、その周囲に608個の発光エレメントを組み込む。このライトアップされたグリルによって、夜間でもひと目でメルセデス・ベンツとわかる強烈な存在感を演出する。
一方、後から追加されるMHEV版には、クローム調の小さなスリーポインテッドスターをグリル全体に配したデザインを採用する。
