
この記事をまとめると
■ランボルギーニがミウラ誕生60周年を記念した特別モデルを発表した
■レヴエルトをベースに往年のカラーやカネロニパターンを現代的に再現
■アド・ペルソナムによる特別な仕立てで世界99台のみを生産する
ランボルギーニの伝説誕生から60年
ランボルギーニにとって、2026年は特別な意味をもつ年だった。それは現在ではスーパーカーの始祖として語られることも多い、V型12気筒エンジンをミッドシップし、流麗なスタイルをもつボディを組み合わせることで大成功を収めた、あの「P400ミウラ」の誕生からちょうど60年という節目を迎えたからだ。
ランボルギーニが設立された当初、創始者のフェルッチオ・ランボルギーニが市場に投入することを望んでいたのは高性能なGT(グランツーリスモ)だったこと、そしてP400ミウラの開発には最初は難色を示していたことは、同社の歴史を知る者には周知の事実だが、ともあれP400ミウラ、そしてそれに続く進化型の「P400ミウラS」、「P400ミウラSV」が高く評価されたことで、ランボルギーニはスーパーカーメーカーとしての独自の地位を築くことに成功したのである。
この一連のミウラシリーズの功績を讃えるために、ランボルギーニはこれまでさまざまなモデルを発表してきた。まずミウラ生誕40周年にあたった2006年には、レトロフィットコンセプトの「ミウラ・コンセプト」を発表。
このころはレトロフィットが流行していたこともあり、ランボルギーニもそのトレンドを追うのではないかとファンは期待したが、残念ながらこのプロジェクトは1台のコンセプトカーが製作されたのみで終了している。
だがミウラ生誕50周年の2016年には、当時の12気筒ミッドシップ、「アヴェンタドール LP700-4」をベースとした50台の限定車、「同ミウラオマージュ」が発売されている。
ランボルギーニのインディビジュアルプログラムであるアド・ペルソナムによるカスタマイズを施したこのモデルには、かつてのミウラでカスタマーから好んで選択されたレッドのボディカラーとゴールドのロワボディカラー、同じくゴールドのホイールなどの組み合わせのほか、6色のボディカラーやマットシルバーのホイールなどが選択できた。
もちろんカスタマーがほかの仕様を望めば、アド・ペルソナムがそれに対応したのは当然だ。
