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V8・後輪駆動は完全に過去のモノ?  絶滅危惧種のアメ車セダンが「30年ぶり」に奇跡の復活を果たすワケ (1/2ページ)

V8・後輪駆動は完全に過去のモノ?  絶滅危惧種のアメ車セダンが「30年ぶり」に奇跡の復活を果たすワケ

この記事をまとめると

■アメリカ車といえば大排気量エンジンが当たり前であった

■最近のアメリカ車の多くは小さなエンジンを搭載するコンパクトカーが多くFR車は少ない

■中国市場に力を入れているGMのビュイックがアメリカでFRセダンを販売すると発表した

中国色の強いビュイックにアメリカで新たな動きあり!

 かつて1970年代あたりまでのアメリカ車といえば、V8、OHV、そして大排気量ビッグブロックエンジン搭載がお決まりであった。文字どおりエンジンブロックの大きな巨大エンジンの上には、これまた巨大なエアクリーナーが鎮座し、427キュービックインチ(約7000cc)あたりの排気量も乗用車なのに当たり前となっていた。ビッグパワー=大排気量がまさにアメリカ車であった。そしてさらに付け加えると、後輪駆動も当たり前であった。とはいっても、当時の日本でも前輪駆動はホンダぐらいであった。

 そのあとボディサイズとともにエンジンの気筒数や排気量もスモール化が進み、いまではアメリカ車といっても1.5リッター直4ターボあたりが当たり前のように搭載され、ピックアップトラックやその派生SUV、キャデラックなどごく一部の乗用車を除けば、V8 OHVだけではなく後輪駆動車のラインアップすらなくなってしまった。

 V型(すでにV6が主流であったが)エンジンが急速に消えようとする直前のころ、あるアメリカの犯罪捜査ドラマで捜査班が被疑者のクルマを探しに、砂漠のなかの田舎町へ行き「このクルマに乗った人を知りませんか」と、某ドイツ系の直4エンジンを搭載したコンパクトカーの写真を見せると、その街の人が「4気筒車だな、4気筒車に乗るのはヤワな都会の奴らだけだな」というセリフを聞いたことがある。しかし、現状アメリカ車の多くは4気筒車になってしまったのである。

 まさにファンから見ればアメリカ車存亡の危機ともいえる、いまどきのアメリカ車のラインアップなのだが、そこに朗報が飛び込んできた。2026年春あたりからアメリカのメディアで報道が相次いでいたのだが、同年7月下旬、GM(ゼネラルモーターズ)のビュイックブランドから2028年モデルとして、2027年に後輪駆動のセダンが登場することが濃厚になったと報じられたのだ。

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