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GT-Rだけじゃない! 日本人が弱い「R」の付くクルマ10選 (2/2ページ)

GT-Rだけじゃない! 日本人が弱い「R」の付くクルマ10選

ホンダもRの付くクルマは多い

 日本人が大好きなRなクルマ。探せば探すほど出てくる感じだ。その1ではトヨタと日産を中心に紹介したが、今回はホンダなどを見てみることにしよう。

1)ホンダ・シビックRS

 RSは初代シビックに設定されたスポーツグレードで、Rはレーシングなどを指すと思いきや、4輪参入時のゴタゴタも関係してか、ロードセーリングの略というのが公式見解。その後のフィットRSもロードセーリングとされている。

2)ホンダNSX/インテグラなどのタイプR

 ホンダといえばタイプR。最初に設定されたのは、NSXタイプRで標準グレードに遅れること、1年半後に登場した。FRP製のレカロシートや装備の簡略化などだけでなく、クランク精度、ピストンとコンロッドの重量合わせにもこだわり軽快な吹きあがりが自慢だった。

 その後に出たタイプRはインテグラタイプRで、コンピュータの変更はもちろん、ピストンやカム、吸排気系の変更といった。さらにメカチューンも初期だけではあるが、手作業でポート研磨がなされていたりと、別格の存在だった。

 その後、シビックにもタイプRが追加されたり、インテグラタイプRも2代目が登場するなど、ホンダのスポーティグレードの顔となっている。ただし、当初のようにアナログ的なメカチューンが減っているのは、少々寂しい気はする。


3)ホンダ・シビックなどのSiR

 SiRもスポーツグレードとして以前はよく使われていたが、なかでも強烈だったのが4代目シビックだろう。3代目にあったDOHCのSiの進化、発展したもので、インテグラに続いてVTECを搭載していたのが注目だ。1.6リッターで160馬力、つまりリッター100馬力を実現。のちに170馬力になっている。シビック、そして兄弟車のCR-Xは強いタックインでFFスポーツらしさが存分に楽しめた。

4)スズキ・アルトワークスR

 アルトワークスにもRがあった。初代にあったのがアルトワークスRS-XとRS-Rで、さらに2代目のアルトワークスにはRS/X、RS/Rを設定。

 さらに1992年にはワークスRが登場。こちらは全日本ラリー参戦ベース車で、専用タービン、大容量インタークーラー、ハイカムなどを装備。さらにマイナーチェンジで鍛造ピストンを採用するなど、本格派だった。ちなみに2代目のアルトにもワークスの先祖たるツインカムRSがあった。

5)ダイハツ・ミラX4R

 全日本ラリーでスズキ・アルトワークスRを迎え撃ったのがダイハツ・ミラX4Rで、こちらも鍛造クランクやコンピュータチューンも実施するなど、過激そのもの。まさに戦争状態で、ラリーだけでなく、ダートラでもワークス同士がしのぎを削った。

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