WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

ドアの開閉にスモークガラス! 現役タクシードライバーが語るJPNタクシーの不満点とは (2/2ページ)

ドアの開閉にスモークガラス! 現役タクシードライバーが語るJPNタクシーの不満点とは

スモークガラスやスライドドアに変わったことによる難しさも

 大都市圏から導入が進み、今では地方でも見かけるのがトヨタのタクシー専用車両(個人でも購入は可能)であるJPN(ジャパン)タクシーだ。すでに乗ったことがある人も多くいるだろうが、専用開発だけに後席は広々としているし、シートヒーターが付いていたりと、非常に快適だ。

 ドライバーにしても、スイッチ類の配置や収納など、非常によく考えられていて機能的だし、それまでのタクシーで不安視されていた安全面も「トヨタ セーフティ センスC」に対応しているのも注目だろう。そのほかLPGハイブリッドというのも、タクシー専用車ならではの機構だ。

 こう見ていくとかなり完璧なように思えるが、導入が進むうちに不満も出てきているのは事実。実際のタクシードライバーに聞いた、JPNタクシーの改善点を整理してみた。

1)スライドドアの動きが遅い

 タクシーがお客を乗降する場所は、客任せになることがほとんどだ。そうなると、さっと乗せて、さっと発車というのが重要になってくるが、スライドドアの開閉が遅いと他車への迷惑も含めて、いろいろと気を遣うことが多くなる。たまに、閉まりきっていないのに発車するドライバーもいるが、それは危険。挟み込みなどを考えると、ただ開閉速度を早くすればいいというわけでもないのが難しいところだ。

2)リヤまわりがスモークガラス

 トヨタではプライバシーガラスと呼んでいるが、要は濃い着色ガラスを採用している。紫外線だけでなく、熱源となる赤外線もカットしてくれるのだが、意外な落とし穴が。タクシーでよくあるのが、信号待ちをしているところを合図して乗るというシチュエーション。前からならいいが、後ろからだとスモークで見えず、すでにお客さんを乗せているのに窓をコンコンとされることがあるという。

 もちろん乗せられないので、そのまま発車することになるが、乗車拒否とも取られかねないパターンでもある。今までのタクシー専用車ではガラスに着色はされていないので、ダメと手を振ればOKだっただけに、つらいところだ。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了