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「知らない」どころか「ナビを使っても」トラブルになることも! タクシードライバーはどうやって道を覚えるのか? (2/2ページ)

「知らない」どころか「ナビを使っても」トラブルになることも! タクシードライバーはどうやって道を覚えるのか?

この記事をまとめると

■乗客を希望の場所まで連れていくのがタクシー運転手の仕事

■道を間違いや遠回りはクレームに繋がる

■タクシー運転手はどのように道を覚えているのかについて解説する

知ったかぶりは大きなクレームにつながる

 都内で手を挙げてタクシーが停まって車内に乗り込み行き先を告げると、「どのコースで行きましょうか」といったことを運転士が聞いてくるはず。じつは、乗客が行き先を告げた時には必ず、“経路確認”を行うことになっているので、けっして道を知らないというわけでもないのである。

 タクシーは目的地まで最短ルートと、安全・安心に送り届けるのが最大のサービス。ただ、乗客のなかには“ゲン”を担ぐひともおり、遠回りとなるものの希望するルートを指定してくることがあったりするので、経路確認はトラブル防止の観点からも大切なのである。それでは運転士に聞かれても経路がわからない時はどうするのか? その時には「運転士さんにお任せします」とするのが一般的とされている。

 東京都心部を走るタクシーは、東京23区と、三鷹、武蔵野市が営業区域となるし、いまはコロナ禍で激減しているが、深夜を中心に神奈川、埼玉、千葉といった東京隣接県まで利用する、“ロング客”も多いので、運転士はすべての道路を網羅しているのが当たり前というわけではない。

 そのため、新人運転士のころに行き先を告げられてわからない時は、素直に「教えてください」とするのが基本だが、「すいません、いま乗せてきたお客さんに連れてこられたのですが、ここら辺はあまり走らないので」など“応用技”をきかせてルートを聞くのもひとつの手と指導されることもある。これが、知ったかぶりして発車したのはいいが、遠回りでもしようものなら、即乗客からのクレームへと発展していくので、とにかくわからない時は正直にお客に聞くこととなっている。

 東京(23区内と、三鷹・武蔵野市)や神奈川県、大阪府の一部営業区域などでは、タクシー運転士になるためには、各地区のタクシーセンターで行っている“地理試験”に合格しなければならない。とはいっても、すべての道路を覚えなければ合格できないというものでもないので、試験に合格したから知らない道がないということでもない。

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