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生半可なウデじゃ楽しめない! かつて走り屋を狂喜させた歴代コーナリングマシン (1/2ページ)

生半可なウデじゃ楽しめない! かつて走り屋を狂喜させた歴代コーナリングマシン

この記事をまとめると

■自動車メーカー各社の歴代コーナリングマシンを紹介

■ユーザーを選ぶほどのピーキーすぎるマシンも多くあった

ロードスターは初代から現行モデルに至るまでコーナリング性能にこだわっている

自動車メーカー各社の名コーナリングマシンを探せ!

 操縦性とスタビリティは、本来相反する要素だが、やっぱりよく曲がるクルマは面白い。スポーツドライビングの醍醐味は、コーナーを駆け抜ける爽快感で、ステアリングをドライバーが積極的に切っていくこのフィーリングが面白い。ステアリングを切っても曲がらないクルマ、アンダーステアの強いクルマは、結局アクセルをなかなか踏めないし、ワクワクしない。

 というわけで国産各社のしっかり曲がって、コーナーでワクワクできるクルマをピックアップしてみよう。

トヨタ

 トヨタの場合、今のGR86もコーナリングマシンといえばコーナリングマシンだが、ひと昔前だと、MR-Sなどは、速いクルマではなかったが、ミッドシップらしく軽快なアジリティでコーナリングマシンといえた。

 また70スープラの2.5GTツインターボRも、FRらしいコントロール性の良さがウリで、イメージどおりのコーナリングができた1台と記憶している。

ホンダ

 ホンダはハンドリングに関しては攻めきったクルマが多い。その筆頭は初代NSX。オールアルミボディで軽量化と高剛性を達成し、電子制御やハイテクに頼らず、ダブルウイッシュボーンサスを丁寧に仕上げて、接地性変化が少なく、切れがよく、コントローラブルで、懐の深いハンドリングを実現。シャシー性能の高さは当時世界中のメーカーに大きな影響を与えた。

 FFのハンドリングの歴史を変えたという意味では、インテグラタイプR(DC2)も画期的だったし、ビートも素直で面白かった。S2000も文句なしに曲がったが、その分ややピーキーで万人向けではなかったかもしれない。

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