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新型クラウン4車種の「小出し」発売で話題性は持続! されど「販売現場」が苦悩する理由とは (2/2ページ)

新型クラウン4車種の「小出し」発売で話題性は持続! されど「販売現場」が苦悩する理由とは

この記事をまとめると

■昨年、トヨタ・クラウンクロスオーバーが販売を開始した

■2023年はクラウンスポーツ、クラウンセダンがデビュー予定

■すべてのタイプが同時に登場しないことでディーラーには不利益も

いまクラウンクロスオーバーの納期は2024年春以降

 昨年デビューしたトヨタ・クラウン・クロスオーバーに続き、2023年はクラウン・スポーツ、クラウン・セダンがデビュー予定となっており、すでにクラウン・スポーツのプロトタイプ試乗記がウェブニュースをにぎわせている。

 そもそも、なぜクラウンはここへきてここまでワイドラインアップになったのだろうか。これは日本市場の事情というよりは、中国市場においてクラウンのみを扱う専門店舗を今後展開していくとされており(複数のラインアップが欲しい)、そのような海外市場の事情のほうが大きいように感じている。すでに中国ではクラウン・クロスオーバーがデビューしているだけでなく、クラウン・クルーガーや、クラウン・ヴェルファイアもラインアップされている。

 中国のことはさておき、クラウンスポーツは今年秋にはデビュー予定となっているが、そのころであってもクラウンクロスオーバーの納期遅延は改善されていない可能性が高い。クラウンクロスオーバーは本稿執筆時点で発注しても、納車予定は2024年春以降となっているからである。販売現場としては新型車投入については基本的にありがたいのだが、クラウンクロスオーバーのバックオーダーを抱えるなか、同じクラウンを名乗るクラウンスポーツがデビューするのは少々困ったことになってしまう。

 まず考えられるのが、現状ですでにクラウンクロスオーバーを発注し、納車を待っている人のなかから「クラウンスポーツに注文車を変更したい」という話が続出する可能性が高いということ。さらに、現状クラウンクロスオーバーで受注車両がまとまりそう、もしくは今後販売促進活動する予定のお客がいたとしても、価格はわからないがクラウン・スポーツのほぼ全貌が半ば公開されてしまうと、「クラウンスポーツの価格などの詳細情報がわかるまで結論を待つ」というお客も出てくることは十分予想できる。

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