
この記事をまとめると
■未舗装路で行われるスピード競技がダートトライアルだ
■全日本選手権には大学の自動車部から上がってきたドライバーも数多い
■自動車部で得た経験が役立っていると多くのドライバーは語る
ダートトライアルで活躍する若きドライバーたち
舗装のジムカーナ、未舗装のダートトライアルなど、スピード競技の全日本選手権では大学の自動車部出身、いわゆる”車部上がり”の若手ドライバーが活躍。国内トップシリーズで猛威を振るっているのだが、なぜ、彼らはBライ競技(B級ライセンスで出場できる競技)で活躍することができるのだろうか?
事実、4月11日〜12日、広島県のテクニックステージタカタで開催された全日本ダートトライアル選手権・第2戦「KYUSHU SPRING TRIAL IN TAKATA」では自動車部出身の若手ドライバーが各クラスで躍進。というわけで、ここではタカタ大会で素晴らしいパフォーマンスを見せた車部上がりの面々に、大学の自動車部で得たことや卒業後の競技活動に生かされていることを直撃してみた。
まず、全日本ダートトライアル選手権において、大学自動車部出身の若手ドライバーの代表格といえるのが、SA2クラスで活躍する三浦 陸選手だ。三浦選手は全日本に参戦4年目の若き逸材で、2024年の第2戦・丸和で自身初優勝を獲得したほか、2025年には第7戦のいなべを制し、ランキング4位を獲得するなど国内最高峰シリーズで猛威を振るっている。さらに取材を行った第2戦のタカタでも2位入賞を果たし、表彰台を獲得した。
ちなみに三浦選手は以前、当サイトで架空の大学「藤原大学自動車部ってどんな集団?」を紹介した際にナビゲーターを務めてくれたのだが、リアルな大学としては大阪大学の自動車部出身で、「大学の自動車部ではジムカーナをやっていたんですけど、先輩からダートトライアル用のランサーを譲ってもらったことをきっかけにダートトライアルを始めました」と語る。
自動車部で学んだことについては「自動車部にいたときからクルマの整備をやっていたので、そこでの経験から自分でメンテナンスをおこなえるようになりました。それにドライビングに関しても自動車部ではジムカーナをメインにやってきたおかげで基礎を学べたことが大きかった。あとは建設機器の仕事をやっているんですけど、工学部だったので工学系の知識は会社に入ってからも役に立っています」と三浦選手。前述のとおり、三浦選手は卒業後も藤原大学自動車部という形態で活動することで競技ライフを満喫している。
