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新型エクストレイルを先行投入!? 日産が「ローグ ハイブリッド」を北米で正式発表

新型エクストレイルを先行投入!? 日産が「ローグ ハイブリッド」を北米で正式発表

この記事をまとめると

■日産がローグ(日本名:エクストレイル)の新型モデルを発表

■最新世代e-POWERを採用し各装備を刷新

■日本国内への導入スケジュールは未定

米国で年間100万台を目指す日産の切り札

 日産自動車は9月21日、米国市場向けの新型「ローグ ハイブリッド」を発表した。日本ではエクストレイルの名で親しまれ、日産の米国事業における主力SUVでもあるモデルで、2026年秋以降に米国で発売される。

 日産は2026年4月、「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」と題した長期ビジョンを発表しており、米国は日産の成長と収益性を牽引する重要市場と位置づけられている。2030年度までに米国で年間販売100万台を目指す同社にとって、新型ローグ ハイブリッドはその成長戦略を支えるコアモデルという重要な役割を担う。

 新型ローグの核となるのが、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の最新世代だ。2016年の発売以来3世代にわたり進化を続けてきたe-POWERは、現在世界68の市場に展開され、累計販売台数は約200万台に達している。米国仕様への初展開として現地の道路環境や嗜好に合わせた専用チューニングが施された。

 搭載されるのは、静粛性と高効率を追求して新開発された1.5リッターターボエンジンで、熱効率42%を実現。さらに全グレードにデュアルモーター式電動AWD「e-4ORCE」を標準装備し、システム最高出力225馬力を発生する前後モーターのトルク配分を常時最適化することで、安定性と旋回性能を高めている。アクセルペダルを戻すだけで停止まで減速する「e-Pedal」や、停止直前のブレーキ圧を自動制御する「スムースストップ」も採用し、自然な停止感を追求した。

 インフォテインメント面では、ワイヤレスApple CarPlay・Android Autoに対応した12.3インチタッチスクリーンを標準装備。上級グレードの「Platinum」では、Google Maps・Google Playストア・Google Geminiに対応した14.3インチデュアルディスプレイとなる。

 運転支援機能「ProPILOT Assist」も刷新された。新型のミリ波レーダーと広視野角カメラ、進化したソフトウェアにより、前走車への追従性能や低速域での挙動を改善し、停止車両の検知速度は従来比33%向上。渋滞時のハンズオフ機能や車線変更支援機能も新たに搭載した。

 デザインテーマには「Refined and Tough」を掲げ、ワイドで力強いスタンスに日本らしさを込めた外観に仕上げた。室内はクラス最大級となる前席の頭上・足もと空間を確保し、ゼログラビティシートや遮音ガラスの採用で静粛性も大幅に向上させている。

 ファミリーユースへの配慮も光る。ローグとして初となるシートベンチレーションを採用したほか、約90度まで開く後席ドアや、リヤシート中央にもチャイルドシートを設置できる5カ所のLATCHアンカーを備え、大型スーツケースにも対応する十分な荷室容量を確保するなど、日々の使い勝手にも気を配った仕立てとなっている。

 価格は3万5490〜4万3490ドル(邦貨換算544万〜684万円)。まずは「SR Technology Package」装着の「SR AWD」を今秋に先行発売し、SV・SR・Platinumを含む全グレードの販売は2027年初頭を予定している。現時点で日本国内への導入についてのアナウンスはなく、2025年に現行モデルが大幅改良されたことからまだ先の話となりそうだが、期待が高まる1台だ。」

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