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日本で復活する「インテグラ」はなぜお馴染みの3ドアじゃなく5ドアなのか? 初代“クイント”から紐解く意外なルーツと原点回帰

日本で復活する「インテグラ」はなぜお馴染みの3ドアじゃなく5ドアなのか? 初代“クイント”から紐解く意外なルーツと原点回帰

この記事をまとめると

■米国生産車の日本導入でインテグラが5ドアハッチバックとして久々に日本で復活

■初代クイントインテグラにも5ドア仕様が存在した

■欧州ではローバー416iとしても販売されていた

「インテグラ=3ドア」は間違い!?

 日本へ導入されることが明らかとなった北米生産のアキュラ・インテグラ タイプS。このモデルは国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したもので、2026年後半に発売することがアナウンスされている。

 このインテグラ タイプS、現行型はシビックタイプRと兄弟車関係にあるモデルとなっており、アキュラブランドということでタイプRほどの鋭さは控えられているものの、高級感を併せもつスポーツモデルに仕上がっているのだが、シビックと兄弟車ということで、久々の5ドアハッチバックモデルとなった。

 インテグラというと3ドアハッチバックのイメージが強いかもしれないが、じつは1985年2月に登場した初代の「クイントインテグラ」には5ドアハッチバックモデルがラインアップされていた。

 というのもクイントインテグラの前身である「クイント」は、五人組や五重奏を意味する「クインテット」が車名の由来となっており、そこから5ドアハッチバックのみのラインアップとなっていたのである。

 ただクイントインテグラとなってからは全車4バルブDOHCエンジンを搭載するなど、スポーティな性能を前面に押し出すモデルとなったことから、当初は3ドアハッチバックのみのラインアップでスタート。クイントの車名の由来ともなった5ドアハッチバックは1985年10月に追加されている。

 このクイントインテグラの5ドアモデルは、クイント時代と同じくなだらかに傾斜したクーペスタイルのハッチバックを採用していた。

 このタイプの5ドアハッチバックは今ではプリウスなどでも採用されているものですっかりおなじみのスタイルとなっているが、当時の日本ではあまり受け入れられず、「5ドアハッチバックは売れない」といわれるほどだった。

 一方、このスタイルの5ドアハッチバックの人気の高い欧州では、当時提携関係にあったローバーから、クイントはローバー・クインテットとして、クイントインテグラの5ドアモデルはローバー 416iとして販売されている。

 結局5ドアハッチバックモデルは初代以降ラインアップされることはなく、通算5世代目となる現行インテグラにて久々の復活を果たしたということになるのだ。ちなみに中国市場でホンダブランドから販売されているインテグラも、アキュラ・インテグラと同じく現行シビックとの兄弟車となっており、2023年に5ドアハッチバックモデルが追加されている。

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