
この記事をまとめると
■新型3シリーズはNeue Klasseを採用しEVとエンジン車を同時展開
■EVのi3は高い航続距離と急速充電性能を実現
■新世代のデザインやiDriveで走行性能とデジタル機能を進化させた
「駆けぬける歓び」は次世代へ
BMWが次期新型「3シリーズ」の詳細を公開した。BMWが掲げる新世代の開発思想「Neue Klasse」を初めて取り入れた3シリーズであり、フル電動の「BMW i3」と内燃機関を搭載する従来型パワートレインの2系統を発売時点から並行展開するという、歴史的な節目のモデルとなる。
半世紀以上にわたり歴史を紡いできた3シリーズだが、今回の新型はまさに技術的な飛躍を遂げた1台だ。発売時点でフル電動モデルを2種、そこに高効率エンジンと48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた内燃機関モデルが複数ラインアップされる。プラグインハイブリッド(PHEV)モデルも、今後1年のうちに追加される予定だという。
目玉となるのが、Neue Klaseの心臓部でもある第6世代「BMW eDrive」テクノロジーを搭載したフル電動モデル「BMW i3」だ。発売時点で2グレードを用意し、いずれもフロント・リヤの両アクスルにモーターを配置する構成となる。
上位グレードの「i3 50 xDrive」は、システム最高出力469馬力・最大トルク645Nmを発生し、0-100km/h加速はわずか4.7秒。108.7kWhの大容量バッテリーを搭載し、WLTPモードでの最大航続距離は912kmに達する。最大400kWのDC急速充電に対応し、10分間の充電で最大423km分の航続を回復できるという。エントリーの「i3 40 xDrive」はシステム出力374馬力で、82.8kWhバッテリーによって最大航続710km(WLTP)を実現する。さらに近い将来、より高性能な「BMW i3 M60 xDrive」がBMW Mパフォーマンスモデルとして2027年の投入を予定しているという。
バッテリーには新設計の円筒形セルを採用し、800V技術とバイディレクショナル充電(車両から外部への給電)にも対応。先代世代から大幅に航続距離を伸ばしつつ、充電時間も劇的に短縮したとBMWは説明している。
