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唯一のFR「現行クラウンセダン」が激安! 極上の認定中古車でも半値で買える特殊な事情

唯一のFR「現行クラウンセダン」が激安! 極上の認定中古車でも半値で買える特殊な事情

この記事をまとめると

■現在販売されているクラウンは16代目となり4つのボディタイプを設定する

■セダンモデルの新車価格は730万円~830万円ほど

■中古車市場でセダンのFCEVモデルが半額以下で販売されている

現行モデルなのに格安すぎる理由

 1955年に初代モデルが登場して以来、トヨタのフラッグシップモデルとして君臨し続けているクラウン。現在は通算16世代目が現行型として販売されており、再びグローバルで販売されるモデルとなった。

 それもあってか現行クラウンはさまざまなバリエーションが用意されており、2022年9月に「クロスオーバー」が登場し、2023年11月には「スポーツ」と「セダン」が、2025年3月には「エステート」が発売されて、全部で4つのバリエーションとなっているのも特徴だ。

 そんなクラウンは、クロスオーバー、スポーツ、エステートが前輪駆動ベースの四輪駆動となっている。往年のクラウンらしいFRレイアウトをもつのはセダンのみとなっているのだが、このセダンモデルの中古車価格が安いというのである。

 現行型クラウンは、「Z」グレードのみのモノグレード展開となっており(特別仕様車を除く)、パワートレインの違いによって730万円~830万円というプライスタグが付けられ、フラッグシップモデルにふさわしい価格だ。ボディサイズも全長は5030mm、全幅は1890mmというサイズで、レクサスLSにも匹敵する威風堂々とした佇まいとなっている。

 パワートレインは直列4気筒2.5リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルと、2代目ミライと同じシステムを搭載した燃料電池(FCEV)モデルが用意され、フラッグシップモデルらしい先進性も兼ね備えているのだ。

 そんなクラウンセダン。いくら現在セダンが不人気ジャンルであるとはいえ、まだ登場から3年も経過しておらず、初回車検も迎えていないタイミングだ。しかし、中古車をチェックしてみると、車両価格が400万円台前半から、個体によっては300万円台というものも存在しているのだ。

 さすがに激安すぎる個体は怪しい中古車店なのでは? と、穿った見方をする人もいるかもしれない。しかし、通常はちょっと高めの価格となることがほとんどのディーラー系認定中古車であっても、走行距離1万km未満で400万円台後半という価格となっているので、イレギュラーな個体というワケでもない。

 ではなぜここまで安いのかというと、これらの中古車はすべてFCEVモデルなのである。

 FCEVは、充填された水素と酸素の化学反応によって発電し、その電力でモーターを動かす電動車のひとつとなる。しかし、いうまでもなく水素を充填できる環境がない場合は、走らせることができないという問題がある。

 水素を充填できる水素ステーションは、2025年6月の情報で全国に150カ所ほどに留まっている。そのほとんどが首都圏とトヨタのお膝元である中京圏に集中しており、それ以外の地域のユーザーは乗りたくても乗れない環境と言わざるを得ないのだ。

 裏を返せば、近所に水素ステーションがあるユーザーにとっては、最新モデルを半額以下で乗り出すことができるチャンスともいえる。そのため購入前に、一度生活圏内に水素ステーションがあるかどうか、調べてみてもいいかもしれない。

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