
この記事をまとめると
■「オートメッセ in 愛知 2026」が開催
■日産自動車大学校 愛知校が生徒たちの手がけた車両を展示
■学内で保管されていたDR30型スカイラインをスーパーシルエット風にリメイクした
スーパーシルエットが学生の手で蘇った!?
5月16・17日に愛知県国際展示場(愛知スカイエキスポ)にて、今回で2回目となる「オートメッセ in 愛知 2026」が開催された。会場にはさまざまな自動車大学校の学生たちが手がけた数々のカスタムカーが展示されていたが、そのなかでも注目を集めていたのが、日産自動車大学校 愛知校の生徒が作り上げたカスタムカーだ。
往年の日産ファンも納得の完成度
注目を集めていたのは「Re30 スカイラインシルエット」と名付けられたカスタムカーだ。往年の日産ファンはひと目見ただけでわかると思うが、スーパーシルエットと呼ばれたレーシングカーをオマージュしたカスタマイズとなっている。
R30型の4ドアスカイラインをベースにしたこのカスタマイズカーは、学生たちが手掛けたものとなっているが、往年の日産ファンも納得する完成度となっていて、当日の会場では多くの年配ファンをうならせていた。
片側90mmワイドのオーバーフェンダーを中心としたエアロパーツや、特徴的なカラーリングなどは当時のファンも納得する仕上がりとなっているのだ。
往年のファンが納得するのも当然だ。というのも、「Re」には「Reborn(再び、1980年代の活気あるクルマを)、Remake(私たちが作り直す)」とさまざまな意味が込められている。そのひとつに「Respect(尊敬・敬意)」の意味も込められていて、学生たちなりに往年の名レーシングカーへの尊敬と経緯を込めた仕上がりをしているのだ。
実用性も見越した配慮もポイント
日産自動車大学校といえば、カスタマイズしたクルマで車検を取得することが恒例となっているが、このスカイラインはナンバーを取得していないという。というのも、ベース車両は長年学内にあった車両で、登録書類がないことが理由だ。ただ、書類が見つかった場合、スムースにナンバーが取得出来るような構造にはしているとのこと。
実用性を考えての工夫もされているのがポイント。片側90mmワイドとなっているが、前後のドアはしっかりと開閉可能、さらに給油口も純正のものが使える仕様となっている。これらの純正機能を生かしたままにするのは、学生たちのこだわりだったそうだ。
学生たちの自由な発想とRespectが組み合わされたRe30スカイラインシルエット。日産のスピリットを大切にしながら新しいものを生み出してくれるのではないか、という日産のハッピーな未来を感じさせる1台となっていた。
