出掛ける前に必ずチェックすべきGWの愛車トラブルTOP5!

点検を怠ると高額の修理代が必要になることも!

 遠出も多くなる、ゴールデンウィーク本番直前。さらにそのあとには毎度お馴染みの猛暑もやってくるし、クルマへの負担が大きいシーズンの到来だ。しかも、普段はあまり乗られていないクルマたちが急に動き出すだけにトラブルも増える。

 具体的なトラブルで多いのは、バッテリー/タイヤ/オイル/発電機/冷却水がベスト5だろうか。これは実感だが、JAFの出動理由を見ても、だいたい同じだ。それでは順にチェックポイントを見ていくことにしよう。

●バッテリー
最近は補水が不要のメンテナンスフリーバッテリーも増えているが、そもそも寿命を超えても使い続けていることが問題。端子の状態を確認しつつ、サイドのラインでバッテリー液を確認できるものはする。上部にインジケータが付いているなら、そこも見る。あとは定期的な交換は鉄則で、目安は保証期間の1.5倍とするのがわかりやすい。

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●タイヤ
走らなくても劣化はしていくのがタイヤ。ゴムの中の油分が抜けてカチカチになっていく。だから溝が残っていても安心してはダメ。表面を見て細かいヒビが出ていたら寿命、というよりも危険なので、新品に交換する。また空気圧の管理は最重要メンテ項目だ。運転席のドアを開けたところに指定空気圧が書いてあるので、それに合わせて点検・補充。ゴムの分子は空気を通してしまうので新品タイヤでも時間が経つと空気が抜ける。1カ月に1回は点検&空気の補充を行なうようにしたい。また同時に溝の状態も見ておく。残量はもちろんのこと、内側と外側、真ん中で減りに大きな差がないかも確認しよう。

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●オイル
オイルに関して実際に取材すると「いつ替えたかわからないけど、入っているのは確かだからいい」「今問題なく動いているから大丈夫」など、仰天の答えが返ってくることがある。もちろんそれでは安全にクルマを運行できない。実際にエンジンの中を見てみると、オイル管理不良で汚れが大量蓄積。まるで「おかき」のようなゴツゴツした塊が山のようになっているエンジンも珍しくもない。某メーカーが、入庫車は点検して問題あったら半強制的にオイル交換しろ、と通達を出したほどだ。頻繁でなくていいので、定期的な交換を心がける。クルマの寿命は縮まるし、燃費などにも悪影響があるなど、無交換でいいことはひとつもないと頭に入れておこう。

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●発電機
こちらは本体というより、ベルト類の劣化が問題だ。ベルトの耐久性はグンと伸びたとはいえ、それでも劣化は確実に進む。最近のクルマは電装品が多いのでベルトへの負担も増すばかりだ。点検はヒビを目で見つつ、張り具合を指で押して確認する(教習所で習ったように1〜2センチ動くぐらい)。安いモノなので、交換をケチってはダメ。切れると発電不能になって、走ることができなくなってしまう。ちなみに本体は同じような構造のスターターも含めて、以前であれば内部の部品を定期交換する必要があったが、最近は不要だ。

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●冷却水
今どき、オーバーヒートなんて……と思うかもしれないけど、意外に多い。トラブルの原因はもちろん点検しないということ。エンジン本体から漏れることは今やほぼなく、問題はタンク内の冷却水が少しずつ蒸発してなくなってしまうことがほとんど。半年に1度ぐらいでいいので、タンクのラインで見て足りないようなら水道水でいいので足しておく。ちなみにオーバーヒートすると、最悪の場合、エンジンがオシャカになるので、出費も多大になるので泣くに泣けない。

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●番外
一時話題になった車両火災は、今でも日々起っている。構造的な不具合だけでなく、自分で行なった追加配線も原因として多いので、端子の緩みや配線の取り回しなどを今一度確認しておこう。

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 ちなみに遠出でいうと、燃料切れも立派な整備不良。つまり運行者に義務づけられた運行前などの点検を疎かにしたということで、高速道路上で止ってしまうと、違反となって切符を切られることもあるので要注意だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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