【試乗】ゴルフGTI譲りの2リッターターボを積んだVWパサートR-Line (2/2ページ)

ステアリングは軽くひらひらと軽快な走り

 パサートRラインは走らせても1.4リッターモデルとは別格だ。出足から中間加速に至るまで、1・4リッターモデルに対して50kg重い1510kgの車重にして、それをまったく感じさせないトルクのさらなる余裕による”軽さ”とスルスルと速い加速力が持ち味。

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 Rライン専用の19インチタイヤ&ホイールを履いた乗り心地もまた軽やかかつフラットなもので、少々荒れた路面でも(鋭利な突起の乗り越えは別にして)快適そのもの。

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 もちろん1・4リッターモデル同様、VWのなかでもっとも静かな室内空間も確保されている。ただ、パワステはVWとしてはかなり軽い設定で、走りの軽快感、爽快感が際立つ代わりに、ドイツ車の上級モデルらしいしっとり重厚な乗り味は感じられない。

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 が、それは街乗りや高速クルーズでの話。軽さ感は飛ばすほどにいい方向に作用し、カーブや山道ではゴルフGTIに迫る(!?)、ひらりひらりとした軽やかでキビキビした身のこなしの気もちよさが全面に出てくるから走りは痛快だ。

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 とはいえRラインはワゴンのヴァリアントでシリーズで唯一インフォテイメントシステム=ナビ標準とはいえ519.9万円と価格は微妙。内外装の高級感、仕立てのよさで優位に立つアウディA4アバント2.0TFSIの547万円と大きく変わらない(A4はベースグレードですが)。

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 パサートでおいしいのは、Cクラス、3シリーズ、A4に対して圧倒的に割安かつ買い得で、よりドイツ車らしい重厚な走りのテイストをもつ1.4リッターターボの17インチタイヤを履くコンフォートライン、ハイラインだと思うんですけどね。

 (写真:増田貴広)

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