【意外と知らない】サスペンションを交換で得られる3つのメリットとは? (2/2ページ)

乗り心地の悪いスポーツモデルの場合減衰力調整機能付きで改善できる

 一方、運動性能を優先しすぎて、乗り心地が悪い純正サスのクルマも稀にあるので、こうしたクルマは、減衰力調整機能付きのサスに交換し、日常用のセッティングとスポーツモードを切り替えられるようにするといいかもしれない。

WEB CARTOP

 アフターパーツのサスの場合、車高調整機能や減衰力調整などの調整機能を駆使して、セッティングを微調整できるのも大きな魅力。ただし、セッティングを楽しむのは、あくまで微調整の範囲で、ベースになる特性は、きちんと出ているものでないと話にならない。WEB CARTOP

 そういう意味で、サス交換は信頼できる一流ブランドのキットを選ぶのが重要。一流ブランドと有名ブランドは必ずしも一致しないので、知名度だけで選ばないこと。また、高ければいいわけではないが、安物はそれなりの性能しかないので、そうした点は気を付けよう。WEB CARTOP

 なお、サスペンション、とくにダンパーは消耗品なので、3~4万km走って、ヘタリを感じてきたら、一度純正の新品ダンパーを入れてみるのもいい。それでも、何か不満があれば、そのときこそ社外品のサスキットの出番だろう。WEB CARTOP

 次にルックス重視、ドレスアップメインの人は、ローダウン化こそが魅力となる。ローダウンをする場合、さすが底づきしないよう、ハードなスプリングに交換する。できれば、ダンパーのケースもショート化したほうがいいだろう。WEB CARTOP

 ただし、極端なローダウンは、スプリングが硬くなって、サスペンションストロークが減るので、操縦性、乗り心地、路面追従性などは犠牲になることを覚えておこう。

 最後に乗り心地。乗り心地は、ただ柔らかくすればいいというのではない。ギャップを乗り越えたときにフワッと柔らかくサスが動いても、その振動がいつまでも収まらなければ、不快感が残る。これはけっこうダンパーがモノを言う領域なので、大容量でハイクオリティなダンパーに変えれば、より上質なコンフォート性を手にすることができる。WEB CARTOP

 上記のように、ノーマルサスの乗り心地が悪いスポーツモデルは、操縦性と乗り心地の両面をアフターパーツのサスキットでより良くできる可能性もある。これらの場合、デメリットは主にコストとなる。

 いずれにせよ、サスペンションチューン、サスペンションセッティングというのは、微調整の部分。劇的な変化を求めるなら、ベースのクルマ自体を見直した方がいい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
趣味
-
好きな有名人
-

新着情報