【疑問】クルマのエンジンは水がかかっても大丈夫?

じつはエンジン本体になら水がかかっても問題ない

 エンジンに水がかかると非常に良くない気はする。だからこそ、ボンネットという密閉空間に収められているのだろうと想像できるし、悪いと思うのが普通だろう。WEB CARTOP

 しかし、エンジン単体では、とくに問題はないのだ。よく考えればバイクは雨の日など水が掛かりっぱなしだし、逆に内側にはオイルが入っていて、グルグルまわっているのに漏れてもこない。つまり水が掛かっても、なかには入らないとも言える。WEB CARTOP

 じゃあ、クルマは水のなかをグングン走れるのかというと、当然止まってしまうわけで、ゲリラ豪雨での水没事故といった大惨事も起こっている。

 まず水が掛かると問題なのは、補機類だ。スターターや発電機、その他の電気部品などは水によって内部は腐食していく。ただし、すぐにはダメにならないので、YouTubeなどで見かける、水のなかをグイグイ走る(つまりエンジンルーム水浸し)ことはできるのだ。WEB CARTOP

 さらに水中走行という点で問題なのが、吸排気だ。まずインテークから水が入ると、エンジン内部にも流れ込むので、ダメ。排気もエンジンを吹かしまくっているときは排圧で水が押し出されるものの、少しでも弱まると水が入ってきてしまう。WEB CARTOP

 つまり、水に浸かれる深さの基準は吸気と排気の位置で決まってしまうわけだ。だから、ジャングルを走るようなローバーやトヨタ・ランドクルーザーなどはAピラーなどに煙突みたいな吸気管や排気管が付いているのはそのためだ。あれを付ければその分だけ、走行可能な水深が深くなるというわけ。WEB CARTOP