クルマを選ぶなら標準モデルより特別仕様車のほうが買いか? (2/2ページ)

限定のスポーツモデルの場合はとくに価値が高い

販売期間、または販売台数が限定される場合もあるが、国産車では普通のカタロググレードのひとつとして一定期間以上(1年以上)設定され続けるのが一般的だ。限定的なものとして設定される場合はレア車としてリセールバリューが劇的に良くなることもある。

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歴史の長いスポーツカーではアニバーサリーモデルとして設定されることが多く、マニア垂涎の内容が設定されるケースも見られるので、注目する価値は高い。

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ただ、装備内容が充実するといっても、その内容が魅力的に思えるかどうかは人それぞれなので、追加される装備内容と価格をよく吟味して検討すべきだ。人によっては余計なものが付いて割高になると思える内容であることも少なくなく、「素のベースグレードの方が魅力的」となる場合もある。

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クルマにあまり詳しくない人で、カタログの装備内容を見てもイマイチどこがお得なのかわからない、またはその装備が自分にとってありがたいものなのかどうか判断しかねるときは、ディーラーのセールスマンに尋ねるのが一番。

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最近の新車セールスマンは商品知識レベルが高く、売れ筋モデルの特別仕様車について精通しているのはもちろん、競合モデルの特別仕様車の内容についても熟知している傾向が強いので、話が早い。

競合モデルの特別仕様車の方が装備内容が充実していると、意外とそれを認めて、その分値引きの方で頑張ってくれるような事例がよく見られる。


マリオ高野 MARIO TAKANO

SUBARU BRZ GT300公式応援団長(2013年~)

愛車
初代インプレッサWRX(新車から28年目)/先代インプレッサG4 1.6i 5速MT(新車から8年目)/新型BRZ Rグレード 6速MT
趣味
茶道(裏千家)、熱帯魚飼育(キャリア40年)、筋トレ(デッドリフトMAX200kg)
好きな有名人
長渕 剛 、清原和博

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