日本にある本物のアメリカンパトカーはトムクルーズとも共演した1台! (2/3ページ)

映画のプロモーションで来日したトムクルーズと共演

 サイレンも本物で、200Wの大音量が響くので、迫力が凄い。ちなみに、日本のパトカーのサイレンは50Wという規定になっている。Aピラーに取り付けられた、サーチライトも車内から向きを変えることができ、こうした機能も国内のパトカーにはない仕様で面白い。

 最近では、映画ジャック・リーチャーのプロモーションで来日した、トム・クルーズと共演している。その共演に向けオーナーはコーティングを施し、撮影時も驚くほどの艶のいいボディ状況だった。世界中で1番キレイなアメパトかもしれない。

 さて、アメリカ国内ではこの年代のパトカーは40万円前後で払い下げされているそうだ。外装がボコボコだったり、銃痕があったり(!)するので、リフレッシュして乗れるようなクルマにすると販売価格は250~260万円ぐらいになるという。国内では、8ナンバーとなり、税金も安く、ガソリンも意外なことにレギュラーでOK。シボレーのパーツは豊富にあるので、維持管理は意外にラク。

 ホンモノならではの存在感と凄味が感じられる。こちらは、東京都内近郊のイベントや毎年11月から2月までの期間に東京駅付近を走っているそうなので見かけることが多い1台かもしれない。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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