この記事をまとめると
■ヘッドランプの交換用LEDバルブがあちこちで売られていて価格も安い
■LEDは一見すると明るく見えるのが光量自体は少なく車検の基準に届かないものもある
■LEDに交換する場合は明るさや光軸などについてしっかりと下調べしておきたい
安心は国産のメジャー品! モノによっては光量の足りないものも
もともとLEDのヘッドランプならもちろん問題ないが、ハロゲンが標準の場合、暗いし、光の色も黄色っぽくてどうもなぁ、と思っている人は多いかもしれない。HIDにするのも手だが、LEDというのは気になる存在だ。最近では中国製の格安も含めて、交換用のLEDバルブがあちこちで売られているし、価格も安い。
HIDのようにいろいろなユニットが必要ないこともあって、交換自体はハロゲンバルブの交換と同じぐらい簡単。基盤などが付いているお尻の部分が大きいので、装着スペースによっては入れ込むのに手間がかかるぐらいだ。
と、いいことづくめのように思えるが、問題はいろいろとある。まず、肝心の明るさの問題。LEDは非常に白くてクリアな光なので、一見すると明るく見えるのが、光量自体は少なかったりする。今までテストしたなかには、車検の基準に届かないものが結構あった。つまり暗いわけで、車検うんぬん以前に夜の運転が問題になる。