【美人自動車評論家】吉田由美の「わたくし愛車買っちゃいました!」その48

リコール発生! でも大満足の対応でひと安心

 ある日、メルセデスベンツCLAシューティングブレークオーナーの私のもとに一通の手紙がメルセデス・ベンツ日本から送られてきました。封筒には大きく「リコールのご案内」と書かれています。ガーン。

 ……というわけで、久しぶりに愛車に乗ったのは、リコールに対応するためでした。しかもこの日は、大型で強い台風が関東地方に近づいているという日。日程の変更も考えましたが、サービス工場が混んでいる様子なので台風の進路を気にしながらそのまま予定決行です。吉田由美

 今回のリコール内容は、要約すると「ステアリングコラムモジュールのアース配策が不十分なため、最悪の場合にはエアバックが展開する危険があるので早めに対策作業を行ってください」というもの。ちなみにこれはAクラスベースの110車種に適応されるらしく、その数は約17万台。とはいえ、人間が作った機械なので、こういった不具合が生じるのは、ある意味仕方がないと思うのですが、わかったら早めに対応するのが得策。それより問題はその後の対応ではないかと思います。

 じつは私、これまでリコールに当たったことがなかったので、どんな対応なのか興味深々。今回は私の担当営業の方がついてくれて、私の疑問にすべて応えてくれました。ちなみに日本国内ではまだこの事例は出ていないらしいのですが、念のための対応だとか。

 処置の内容は外から見てもわかりませんが、ステアリングコラムを開けて、「コンタクトブリッジ」と「プロテクティブリング」を追加したそうです。しかしドライブフィールもこれまでとまったく変わらないし、言われてもわかりません。そして作業終了後には、洗車もしていただき、綺麗になって私の手元へ。

 待っている間、私の入っている自動車保険が更新時期で、今入っている保険を見直したところ、車両保険がさりげなく削除されていることが発覚! なんか例年より安いと思ったら……。

 そこで私は保険会社に問い合わせたのですが、「このクルマの方に事故が多く車両に保険が掛けられないとのこと」と言われたという話をしてみたり。例年だとあまりよく確認せずに契約更新するのですが、今回はクルマの買い替えを考えていたりするので、何度か見直していたところ、そんなことがわかりました。こういったものもちゃんと確認しないとダメですね。

 皆さんもちゃんと毎年、契約内容をチェックしたほうがいいですよ! でもそういった話にも親身に相談にのってもらえるのでありがたい。必要なときに寄り添ってもらえるのが一番嬉しいし、クルマは購入した後のほうが長いお付き合いなので、担当の方とのコミニュケーションは大切ですね。


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