今こそセダン復活のとき! 売れなくてもイケてる隠れ実力派セダン3選

セダンならではの魅力がある

 現在の新車の人気の中心はミニバンとSUV、そしてコンパクトカーと軽自動車となっており、過去に人気を集めたセダンは不人気なボディタイプとなってしまっている。しかし、未だに少ないながらも多くのメーカーで新車のセダンをラインアップし続けているのは、セダンならではの魅力があるからに他ならない。そこで今回は現在新車でラインアップされている今どきセダンをチェックしてみたい。

1)ホンダ・アコード

 過去にはJTCCで活躍したり、「ユーロR」グレードが存在していたりとスポーティなイメージがあったアコード。しかし2013年に登場したアコードはハイブリッド専用車となり、一見すると退屈なクルマになってしまったイメージがあるかもしれない。

 しかし、アコードに搭載されるハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、通常時はモーターのみで走行してエンジンは発電に従事し、高速域ではエンジンが駆動のアシストに回るというシステムだ。先日大幅改良が行われたアウトランダーPHEVのようなシステムであり、3リッタークラスのトルクを発生するモーターでの加速はスポーティそのものなのである。

 それだけにあまりに地味すぎる今の扱いは残念だし、ボディカラーなど選択肢が少ないのももったいない印象がある。それだけ人気がないということなのかもしれないが……。

2)マツダ・アクセラセダン

 マツダのセダンというとフラッグシップモデルのアテンザに注目が集まるが、ここではコンパクトセダンであるアクセラに注目したい。まず驚くのはその幅広いラインナップだ。1.5リッターのガソリンを筆頭に、1.5リッターディーゼル、2.2リッターディーゼル、そしてハイブリッドまでも用意されているのだ。

 1.5リッターガソリンにはこのクラスでは唯一の6速MT仕様も用意されており、価格も200万を大きく下まわる182万5200円から選択することができてしまう。420N・mもの大トルクを発生する2.2リッターディーゼルも用意されるアクセラだけに、1.5リッターガソリンでは大幅にシャシーが勝っており、限界もかなり高い隠れたスポーツセダンなのである。

 また、ハイブリッドはシステムこそ30プリウスのものをライセンス供与されているものの、組み合わせるエンジンはマツダ独自の2リッターエンジンで、ブレーキのフィーリングを含む多くの部分でマツダらしいチューニングがなされており、プリウスの乗り味とはまったく異なる車両に仕上がっている点も見逃せない。

3)日産ティアナ

「モダンリビング」や「おもてなし」といった日本らしいコンセプトで登場したティアナも現行モデルで3代目。その現行モデルはアメリカで販売されているアルティマの兄弟車という位置づけとなり、エンジンもV型6気筒は落とされ4気筒の2.5リッターとなっている。

 しかし、アメリカ的な大柄のボディは居住性に寄与し、アルティマとの部品共有化によってコストダウンに成功。ラージサイズのセダンにも関わらず300万円前後という買いやすい価格を実現している。同じような成り立ちだったカムリがハイブリッド専用車となり、価格がアップしてしまった今、費用対効果の高い車両と言えるだろう。

 ただ、本家アルティマがビッグマイナーチェンジ後、フルモデルチェンジをするにもかかわらずティアナはこれといった動きがないのが気になるところだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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