世界で戦うプロ選手による指導も! ポルシェが支援する若手テニスプレーヤー育成プロジェクトに密着

世界を戦うプロ選手も日本の若手選手の実力に驚いた!

大坂なおみ選手が全米オープン女子シングルスで、日本人初となる四大大会制覇を成し遂げたことで日本中で話題になっているテニス。9月15日から9月23日まで東京・アリーナ立川で開催されている「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018」に、ポルシェがオフィシャルスポンサーとして協賛。同時に、ポルシェは若手スポーツ選手の支援と育成の一環として「東レ PPO テニス 2018 ジュニア育成プログラム supported by Porsche」を予選日に開催した。

ご存じの方も多いかもしれないがあらためて紹介すると、ポルシェでは若手スポーツ選手の支援と育成を行っている。例えば2013年からカヌースラローム競技で活躍する羽根田卓也選手をポルシェドライビングアスリートに任命したり、2016年6月に登場した718ボクスターの発表会にはサッカー選手の南野拓実選手がゲスト出演した。

また、モータースポーツ部門では2018年度のポルシェ カレラカップジャパンに23歳の上村優太選手、24歳の片山義章選手を起用し、プロを目指す若手ふたりを支援している。

テニス部門で言えば、ポルシェジャパンとして2016年から「軽井沢フューチャー」に協賛。上位トーナメントを目指す若手プレイヤーを応援している。今回は、大坂なおみ選手も出場する試合の中日となる、9月16日の試合終了後に、「東レ PPO テニス 2018 ジュニア育成プログラム supported by Porsche」が、大会関係者の協力もあり実現したのだ。

まずは今回の支援について、ポルシェジャパン・マーケティング部の部長である山崎香織さんに伺った。

「ポルシェというスポーツカーメーカーは、いろんな人に夢を与えたいというブランドの考え方があります。昨今はクルマ離れという言葉をよく耳にしますが、スポーツカーって楽しい、ポルシェに乗ってみたいと思ってほしいんです。そして、ポルシェを若い世代にも知っていただきたい。さらには、スポーツカーメーカーとしてスポーツへの支援もしたいと考えています。世界に羽ばたいていこうとしている人を支援していきます」と語ってくれた。

今回参加したメンバーは関東テニス協会が選抜した12歳以下の女子で、関東ジュニアテニスランキング上位8名を招待。世界の第一線で活躍するカロリナ・プリスコバ選手、ヴィクトリア・アザレンカ選手の2名から直接レッスンを受けることができるという夢のプロジェクトだ。

カロリナ・プリスコバ選手は「適度に楽しむことはもちろん、一番大事なのは練習コートです。練習コートで良い試合をしてください」とコメント。

ヴィクトリア・アザレンカ選手は「すっごくいいよ、足の動きがいいよ」など声をかけながらジュニアたちを指導。レッスン終了後は「日本のミライは明るいね!」とコメントしていた。

今年、ポルシェは創立から70周年を迎え、今回参加したジュニアたちに記念品も配られた。その中身は、フラッグやオフィシャルグッズが入っており、子どもたちは大いに喜んでいた。

レッスン終了後、眼の前で見守っていた前出の山崎さんに、イベントの感想を尋ねてみた。

「サーブもしっかりできていましたし、一流選手とラリーも続いていたので驚きました。今後の開催は未定ですが、取り組みは続けていきたいと思っています。私たちもレッスンを受けているのと同じぐらい緊張しました。参加者たちの笑顔がとても素晴らしいですね。見ていてとても癒やされました。大会関係者の協力もあり、初めてこういう取り組みができたことをとても感謝しています」とコメントした。

 ぜひ、これからも将来有望な若手スポーツ選手を育成する、この素晴らしいプロジェクトを続けていってほしいと思った1日だった。


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