かつてはセダン! では現在は? 日本のファミリーカーの歴史を振り返る (2/2ページ)

RVブームのさなかレガシィツーリングワゴンがブレイク!

 そんなセダン人気も1990年代に入ると変化が訪れる。折からのRVブームによって、パジェロやランドクルーザーなどの本格SUVに人気が集まるなかで、ファミリー層から人気を集めたのが、荷物も人も載せることができる「ステーションワゴン」だった。それまでは「ライトバン」と呼ばれ、商用車からの派生車種というイメージを持たれていたステーションワゴンだが、1989年に登場したレガシィツーリングワゴンがそのイメージを打ち砕いたのだった。

ファミリーカー

 そして90年代の後半に入るとご存知のミニバンブームが到来。冒頭にも書いたように、いざという時に多人数乗車ができるミニバンはファミリー層に大ウケ。「天才タマゴ」というコピーで知られるエスティマや、押し出しの強いエクステリアデザインのエルグランド、いち早くFFレイアウトを採用したステップワゴンなどが人気の中心となっていった。

ファミリーカー

 現在も人気の中心はミニバンであるが、ラインナップにミニバンを持たないマツダがリリースした3列シートSUVのCX-8がファミリー層からも人気を集めているところをみると、この勢力図に変化が生まれる時期が来たのかもしれない。じつはメーカーの屋台骨を支えるファミリーカーだけに今度の動向も見守っていきたいところだ。

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