昭和だから許された! 今じゃ考えられない衝撃のクルマの故障10選 (2/2ページ)

エンジンからパーツが飛び出すことも

6)コンロッドが飛び出た

 これはチューニングカーで起りやすかった事例で、パワーを上げていくとピストンやコンロッドまわりに負担がかかって、内部が破損。上下運動しているコンロッドがブロックを突き破って飛び出ることがあった。

7)ピストンが溶けた

 市販車でもメンテ不良で点火時期がずれていたり、ノッキングを起こしたまま走ると、異常燃焼が起こって、ピストンが溶けてしまうことがあった。

8)タイヤが取れた

 メンテ不良ではあるのだが、ハブやベアリングの点検など、車軸も分解点検などはよくした。その際に戻し方に不具合があるとハブごとタイヤが外れてしまうことも。突然、車体が傾いてビックリ状態になる。

9)オイルパンが割れる

 ラリーに出ていたり、まねごとをしていた人には懐かしいかもしれない。一般道でも舗装が行き届いていない時代だと、わだちにはまった際にエンジンの下をヒット。オイルを溜めているオイルパンが割れて、漏れてしまうことがあった。側溝に脱輪でも起こった。応急処置として、石けんをねじ込むと成分が反応して、固まるという裏技があったほど。

10)ホイールキャップが取れた

 道路際にホイールがキャップが落ちていることが昔はたまにあった。しかもし今のように、樹脂ではなく、鉄でできたけっこう豪華なもの。故障とまではいかないが、今では信じられないことということで挙げてみた。

※写真はすべてイメージ


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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