パネル1枚7万円の値上がりも! クルマの板金修理費用が高騰しているワケ (1/2ページ)

パネル1枚7万円の値上がりも! クルマの板金修理費用が高騰しているワケ

最近はやりの超高張力鋼板は修理がむずかしい

 どんなに気をつけていてもクルマをぶつけてしまうことはある。そうなれば、普通は修理をすることになる。手の平サイズぐらいならいわゆる簡易板金でもリペアは可能だが、ボディがベコベコになるような大きな修理となると、板金塗装が必須となる。この費用がいま、高騰中なのだ。

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 以前であれば、ヘコミを直して塗装した場合の料金の目安はパネル1枚3万円といわれていた。これなら自分で負担するにしても仕方がないか、とあきらめがつくレベルだが、最近はパネル1枚で10万円近くいくことも。もちろん程度によるのでそこまではかからないこともあるが、いずれにしても3万円で直せる時代ではないのは確かだ。その背景にあるのは一体なんなのだろうか?

 まず素材が問題だ。超高張力鋼板は、いまや軽量化に欠かせないものとしてもてはやされているが、張りが強いために叩いて元に戻すのは非常にむずかしい。熟練した職人であれば直せるが、そこまでのレベルの人は滅多にいない。そのため修理するのではなく、パネルごと交換するのが最近の主流だ。

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 しかも、パネルを止めるために使う溶接機は専用のものでないとダメで、これがまた高いしそもそもいままでの溶接機が使えなくなるので、買い替えの負担が増える。そしてパテも超高張力鋼板専用を使わないとダメと、三重苦だ。

名前:
近藤暁史
肩書き:
-
現在の愛車:
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味:
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人:
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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