ステーションワゴンの常識を覆す! 新型車「プジョー508 SW」が登場

居住性とロー&ワイドなスタイリングを両立

 プジョー・シトロエン・ジャポンは6月27日、プジョーブランドのフラッグシップである「508」の新型ステーションワゴン「508 SW」を発売した。

 今年3月に8年ぶりとなるフルモデルチェンジを経てデビューした508は、リヤエンドに向けて一気に傾斜するルーフラインを持つ4ドアファストバックモデル。508 SWも同様に、ステーションワゴンの概念を打ち破る滑らかなスタイルに仕上げている。

 508 SWではリヤオーバーハングを4cm延長し、ステーションワゴンならではの伸びやかなデザイン性とユーティリティを加えた。

 これにより、2列目シートのヘッドクリアランスはファストバックに比べて約4cmのゆとりをもたらし、後席の居住性とロー&ワイドなスタイリングを両立した。ラゲッジスペースは530Lと大容量で、後席をたたむと1780Lを確保する。

 ステーションワゴンの専用装備として、ラゲッジフックレールやGT LineとGTに装備したセパレーションネット、ステンレスシルプロテクター、トノカバー、ルーフレールが備わっている。加えてラゲッジシルはファストバックに比べて30mm低く24mm幅広と、使い勝手を高めた。

 リヤシートのワンタッチフラット機能、またGT LineとGTに装備した電動テールゲートはファストバックと共通の仕様だ。

 インテリアにはプジョー独自のコックピットデザイン「i-Cockpit」をさらに進化させた次世代型を搭載。レーンポジショニングアシストやアクティブクルーズコントロール、ナイトビジョンに第2世代アクティブセーフティブレーキといった各先進機能の操作ができるようになっている。

 パワートレインはファストバックと同一。二酸化炭素排出量クラス最少レベルの環境燃費性能とトルクで定評のある2.0リッタークリーンターボディーゼルのBlue HDiと、ダウンサイジング1.6リッターターボガソリンエンジンのPureTechを用意する。

 車体は電動化も見据えたグループPSAの主力プラットフォームEMP2に、アクティブサスペンションとリヤマルチリンクサスペンションを組み合わせた。

 ボディカラーは508 SWのみに設定する新色のアマゾナイト・グレーを始め、アルティメット・レッド、パール・ホワイト、ダーク・ブルー、ハリケーン・グレー、ペルラ・ネラ・ブラック、セレベス・ブルーの全7色を展開する。

 価格は508 SW Allureが442万円、508 SW GT Lineが484万円、508 SW BlueHDiが517万円(税込)。


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