保険があっても防げない! 愛車を他人に貸して稼げる「個人間カーシェアリング」のリスク (2/2ページ)

駐車中の当て逃げや盗難は保険適用外!

 多くの個人間カーシェアリングサービスを運営している会社では、利用前に1日自動車保険の加入を義務付けていたり、借り受ける側が他車運転特約付き(保険契約者が契約中の車両以外を借り受けて運転中に発生した事故をカバーしてくれるもの)の自動車保険に加入していることを条件にしていることがほとんどだ。

 しかし、1日自動車保険の多くが車両損傷時の支払い限度額が300万円となっており、それ以上の損傷があった場合は、全損となった場合でも保険会社からはそれ以上の額が出ることはない。もちろん、借主に請求することは不可能ではないが、支払ってくれるかどうかはまた別問題であり、音信不通になったり、裁判を起こすことになったりする可能性もゼロではない。

個人間カーシェアリングで愛車を壊されたらどうなるのか

 そして他車運転特約でも、保証されるのは運転中の事故のみであり、駐車中に当て逃げされたとか、最悪の場合盗難されたとなっても、こちらは運転中ではないため、保険適用外となってしまうのである。

 もちろん、カーシェアリングサービスを利用する側も、事故を起こしたくてクルマを借りるわけではないだろうからこういったケースはレアケースであると言えるが、その一方で絶対に起こりえないこととも言い難い。カーシェアリングサービスに登録するかどうかはオーナーの判断に委ねられるが、最悪の場合はクルマを傷モノにされるだけではなく、失う可能性もあるということは理解しておいたほうがよさそうだ。

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