4ドアの「セダン」なのに「怪物」! 500馬力オーバーの衝撃エンジンを積んだ3台 (1/2ページ)

爆発的なトルクがモンスター級の600馬力超モデルも存在!

 とかくスポーツカーでは顕著なパワー競争。市販車のカタログモデルであっても500馬力オーバーというものも珍しくなくなりつつある。

 その一方で、本来であれば落ち着いたキャラクターであるはずの4ドアセダンにもハイパワーエンジンを搭載したモデルが存在している。

 これらのスポーツセダンはスポーツカー顔負けの動力性能を誇っているわけだが、どちらかというとそのパワーを使いきって走るというよりも、その“余裕”を楽しむ大人の乗り物といえるかもしれない。今回はそんな500馬力オーバーのスーパーセダンをピックアップしてみよう。

1)キャディラックCTS-V

 キャディラックと聞くと、古き良きアメリカの大柄なボディと船のようにフワフワとした乗り心地、そしてどこまでもロールしていきそうな柔らかい足まわりというイメージがあるかもしれない。しかし、近年のキャディラックのセダンはマッシブなスポーツセダンというキャラクターを強めており、ライバルはBMWともいわれている。

  

 そんなキャディラックの最強セダンが2016年に登場したCTS-Vだ。ミドルクラスセダン(といってもボディサイズは日産フーガを上まわる)のCTSに6.2リッターのV8 OHVエンジンをスーパーチャージャーで過給したエンジンを搭載したもので、その出力は649馬力を誇る。

  

 じつはこのエンジン、あのコルベットZ06に搭載されているものと同型であり、コルベットよりも車重は重いものの、爆発的なトルクはモンスター級となっていた。

  


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
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