2025年までにEVを15車種投入! トヨタが突然「電気自動車」を本格化させたワケ (1/2ページ)

2025年までにEVを15車種投入! トヨタが突然「電気自動車」を本格化させたワケ

この記事をまとめると

■トヨタが2025年までにグローバルで15車種のEVを発売すると発表

■EV専用ブランドのbZシリーズの第一弾「bZ4X」は2022年央までにグローバルで販売

■EV化に消極的にみえたトヨタだが関係者の話では「従来の路線の継承」だという

普通乗用車のEVでは後発組の印象

「トヨタはEVに消極的なはずだったのでは?」そう思い込んでいる人が、世の中に大勢いたかもしれない。トヨタが中国の上海モーターショーで2021年4月19日、スバルと共同開発した「bZ4X」をワールドプレミアしたからだ。

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bZ4Xのフロントスタイリング画像はこちら

 トヨタの電動車といえば、1997年の初代「プリウス」を皮切りに2021年2月までの累計台数は1700万台を超えたが、その主流はガソリンエンジンと電気モーターを融合するハイブリッド車である。

 2010年初頭に、三菱「i-MiEV」と日産「リーフ」が大手自動車メーカーとして初めて量産型EVに参入したころ、トヨタは「iQ」のEVバージョンとして「eQ」を開発するも「市場状況を再検討した結果、量産するのは時期尚早」(トヨタ幹部)として量産計画を撤回している。

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 また、1990年からゼロ・エミッション・ヴィークル規制法(ZEV法)がある米カリフォルニア州では、初代RAV4 EVは自社開発するも、2010年代のRAV4 EVではテスラに業務委託し、トヨタ自身のZEV対応はEVではなくFCV(燃料電池車)へ人材など資源を振りむけた。

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 また、2019年後半に初公開した、超小型モビリティ「C+pod(シーポッド)」もあくまでもシティコミュータであり、一般的な乗用EVの領域には踏み込まないというイメージが強かった。それが、ここへきて、EV普及を促進する中国政府の施策に沿うように、多くの自動車大手と同じくEVの多モデル化を発表したのだ。

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 それによると、今後4年間となる2025年までにグローバルでEVを15車種、そのうちEV専用の新ブランドである「bZ(ビージィー)」として7種類を市場導入する。bZシリーズの量産第一弾が、「bZ4X」であり2022年央までにグローバルで販売するという。

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