再学習も可能! クルマが自動で「乗り手」好みに仕上がっていくイマドキAT車の「学習機能」が凄かった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■燃費や環境性能とその人に合った走りを両立させようと学習する学習機能付きATがある

■学習機能付きATをリセットすることで再学習が始まる

■リセット直後に積極的に高回転域を連続使用することで高回転まで使用することを学習する

今時のATは走りと環境性能を両立させようと学習する

 最近のクルマのコンピュータにはいろいろと学習機能が備わっている。とくにATの場合、「学習機能付きAT」が標準になってきた。

「学習機能付きAT」とは、文字どおり、ドライバーの運転傾向に合せて、およそ10パターンのプログラムから最適なマップを自動的に選択する仕組みになっている。

 たとえば、通常は2速発進としているが、いつもアクセルを強めに踏んで加速している人は、1速発進にしたり、エンジンブレーキのタイミングを変えたりと、いろいろ変速パターンを変えながら、燃費や環境性能とその人に合った快適な走りを両立させようとしているわけだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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