パワーアップして軽くなって軽自動車のケータハムが帰ってきた! 志向の異なる2タイプをラインアップしてセブン170販売開始 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■セブン170は、ケータハムモデルレンジでもっとも軽量な660ccエンジン搭載の軽自動車

■193馬力によりスリリングなドライブフィールを実現

■ロード志向のSモデルとサーキット思考のRモデルを用意

史上最強の軽自動車ケータハム・セブン170が誕生!

 英国ケータハムカーズは、2021年9月23日にケータハム史上最軽量の量産車であるセブン170を発表した。

 セブン170は、2014年12月に発売されて大成功を収めたセブン160の後継モデルで、日本の軽自動車の規格に準拠していることでも大いに話題になった。セブン170は、現在生産されているケータハムブランドの最軽量モデルであるだけでなく、1470mmという全幅は現行販売モデルよりも105mmも狭く、最小のセブンとなっている

 セブン170では、初期セブンのパイオニア精神を忠実に守り、「簡素化と軽量化」を実現するため、セブン170の車両重量はわずか440kg。スズキ製660ccターボチャージャー付きエンジンは62.6kW(85馬力)のパワーと116Nm(11.8kgf/m)のトルクを発生し、パワーウエイトレシオは193馬力/t。155/65R14のタイヤとライブリアアクスルサスペンションが組み合わされる。

 簡素化と軽量化は動力性能にも大きく貢献。0-100km加速はわずか6.9秒、最高速度は160km超となっている。それだけでなく、ULEZとEuro 6の両方に適合したケータハムモデル史上もっとも環境に優しいモデルのひとつになっているのもセブン170の特徴だ。


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