デカい! 見えない! 停められない! 「好き」だけじゃ乗り越えられない女性にはハードルが高いクルマ5台 (2/2ページ)

軽自動車でも注意が必要!

 3台目は、軽自動車だから大丈夫だろうと思い込まずに、信号待ちでちゃんと信号が見えるかどうかをしっかりチェックしてほしい、ダイハツ・タフト。こちらは小柄な女性でもちゃんと運転ポジションが取れるし、車両感覚もつかみやすく、小回り性能もいいのですが、小柄だからとシートの高さをめいっぱい上にあげると、信号待ちの時に「あれ?」となることがあります。首を横に傾げないと、信号が視界に入ってこないのです。

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 これは、タフト最大の魅力である、前席の頭上がまるまるガラスになって開放感いっぱいの装備「スカイフィールトップ」が全車に標準装備となっていることで、天井が低くフロントガラスの上下幅がややタイトになっているため。シートをいちばん下の高さにしていれば、それほど信号が見にくい場面もないので、小柄な人にとってはちょっと悩ましいところかもしれませんね。

 4台目は、オシャレなMVや映画などに登場したり、Tシャツやインテリア雑貨のデザインモチーフにもなったりして、もはやクルマという枠を超えて世界的に親しまれているワーゲンバス。正式にはフォルクスワーゲン・タイプⅡと言います。

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 ものすごく古いクルマだと思っている人も多いと思いますが、じつは中古車市場ではその系譜を受け継ぐ2004年式くらいのモデルも流通しているので、現代でもそこそこ通用するクルマなんです。

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 ただ、運転席を見てみると、その光景は50年代からあまり変化はなく(笑)、MT車のシフトレバーはフロアからそのままニョキっとはえた棒のよう。ハンドルはまさにバスみたいに寝ていて、上から抱え込むように操作します。ペダルも吊り下げ式ではなく床からはえているタイプで、これを小柄な女性が運転しようとすると、とにかく手足の位置関係がおかしな感じになり、シフト操作がやりにくいのです。やれないことはないですが、素早く機敏な操作はちょっと難しいかもしれないですね。ワーゲンバスのLOVE&PEACEなキャラクターどおり、のんびりゆったり走るにはちょうど良さそうですが。

 5台目は、実際に好きで好きで一生の愛車として購入したものの、出産したら後席にどうやってもチャイルドシートが装着できず、泣く泣く手放したという女性の証言から、ランドローバー・ディフェンダー(先代)。ボディサイズも大きく、タフでワイルドなクロカン4WDなので、そもそも女性にはあまり運転しやすいクルマとは言えないですが、だからこそ、それを自分の思い通りに走らせることができた時の嬉しさ、楽しさはひとしお。

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 でも女性には結婚や出産などによって、ライフスタイルの大きな変化がやってくることもあるので、チャイルドシートがつかなかったというのは盲点だったと思います。ちなみに2020年に新型となった現行モデルのディフェンダーには、チャイルドシートが確実に装着できるISO-FIXが装備されているので大丈夫ですね。

 ということで、いくら好きでも運命の相手でも、体格や体力のハンデがある女性にはちょっとハードルが高い部分のあるクルマたちをピックアップしました。でも、万人に「いいクルマ」と言われる優等生より、ちょっとダメなところや乗り越えたくなるハードルがあるクルマに惹かれる、という女性も多いかもしれないですね。

名前:
まるも亜希子
肩書き:
カーライフ・ジャーナリスト/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
スバル・レヴォーグ
趣味:
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人:
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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