クラクション使用は違法! 静かなEVであえて「音」を出す愚策! 歩行者用の「ほんわかホーン」搭載を禁じる日本の法律の愚かさとは (1/2ページ)

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クラクション使用は違法! 静かなEVであえて「音」を出す愚策! 歩行者用の「ほんわかホーン」搭載を禁じる日本の法律の愚かさとは

この記事をまとめると

■ホーンは決められた場所以外で鳴らすことは禁じられており罰則も設けられている

■日本ではホーンをふたつ車載することが法律で禁じられている

■接近通報音は各メーカーで異なり、目の不自由な人はEVの接近を知ることができない

指定場所以外でクラクションを鳴らすことは違法

 クラクションを使えるのは、鳴らすことを指定された場所と、危険回避に必要な場合に限られる。それ以外、たとえば信号が赤から青に変わったのに発進しようとしない前のクルマに対し鳴らすことは、違反に該当する。

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赤信号のイメージ画像はこちら

 鳴らしてはいけない場面で鳴らした際の罰則は、減点無しで3000円の罰金。逆に、鳴らさなければならない場面で鳴らさなかった場合は、1点の減点と7000円の罰金となる。鳴らさなければならない場面とは、見通しのきかない交差点や曲がり角と、登り坂の頂上付近となる。また、標識で鳴らせと指示されている場所でもクラクションを鳴らさなければならない。

警笛鳴らせの標識画像はこちら

 では、歩行者との接触など危ない状況では、危険回避に必要な場合となるのではないか。とはいえこの場合は、クラクションの強い音を出すことに運転者のほうが気の引けることもある。軽く鳴らそうとして鳴らなかったり、軽くホーンボタンを押したつもりでも強い音が出て申し訳ない気分になったりすることも多い。大きな音は、注意喚起というより歩行者を驚かせることにもなる。

クルマの接近に気がつかない歩行者のイメージ画像はこちら

 ことに、電気自動車(EV)の導入が促された1990年代前半は、現在のような接近通報音の規定がなかったので、低速で走る際に、歩行者へEVの存在をどのように知らせるかがひとつの課題だった。

名前:
御堀直嗣
肩書き:
フリーランスライター/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
2009年型トヨタ・プリウス
趣味:
乗馬、読書
好きな有名人:
池波正太郎、山本周五郎、柳家小三治
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