ディーゼルはガス欠厳禁だった! 給油してもエンジンが掛からない理由とは (1/2ページ)

ディーゼルはガス欠厳禁だった! 給油してもエンジンが掛からない理由とは

この記事をまとめると

■ガス欠をディーゼルエンジン車でやってしまうと問題が発生する

■ディーゼルエンジンでガス欠すると給油してもエンジンを再始動できない

■マツダのスカイアクティブDならガス欠しても燃料の補給で再始動が可能な場合もある

燃料を補充するだけでは済まないディーゼル車のガス欠

 ついうっかりだが、「やってしまった」と後悔するのがガス欠だ。燃料警告灯の点滅を横目で見ながら、ガソリンスタンドはまだか、と探しているうちにエンジンがストップ。救援を頼んだり、携行缶を下げてスタンドを往復するなど、苦い思いを味わったことのある人も少なからずいるのではないだろうか?

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 それでも、ガソリンを補充すれば即座に再始動できるガソリンエンジンはまだよいが、軽油を燃料とするディーゼルエンジンではそうもいかない。ディーゼルは、ガス欠でストップするまで走ってしまうと燃料ラインに空気が入り、この空気が燃料の圧送を妨げ、燃料を補給してもエンジンまで送れず、再始動ができなくなってしまうのだ。

 もちろん、ガソリン車でガス欠しても、やはり燃料ラインに空気は入ってしまうのだが、ガソリン車の場合は燃圧が低く、燃料ラインに空気が入ってもガソリンを圧送することができ、なんら問題なくエンジンを始動させることができるのだ。

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 では、どのくらい燃圧が異なるかといえば、ガソリン車の場合、通常のポート噴射(間接噴射)の場合はせいぜい3バール(約3kg/㎠)、シリンダー内への直接噴射の場合で100〜300バール(約100〜300kg/㎠)だが、ディーゼルの場合は従来型のメカニカル噴射で1000バール(約1000kg/㎠)、最近の潮流であるコモンレール式だと1200〜2000バール(約1200〜2000kg/㎠)と非常な高圧となる。

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