いまドリフト族が「ドリケツ」用に熱視線! アジアンタイヤがじわり人気上昇中 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ドリフト勢から愛される「ドリケツ」タイヤの定義を紹介

■安価かつグリップ力の高い「アジアンタイヤ」がアマチュアの世界では主流となっている

■安い割に性能が高いので普段使いにも使えるというメリットもある

ドリフトによく使われるタイヤのグリップってどんなもんなの?

 派手な白煙、盛大なカウンターステア、そして横に流れるリヤタイヤ……。

 ドリフトするならグリップの低いタイヤをリヤに履かせたほうがテールスライドさせやすい。そうしたドリフトに適したリヤタイヤを「ドリケツタイヤ」といい、近年価格の安いアジアンタイヤがドリケツタイヤとして人気がある。

 例えば、台湾製のフェデラルタイヤや、インドネシアのアキレス/ATR、台湾のナンカン、同じく台湾のケンダ、そして話題のシバタイヤなどが代表的なドリケツタイヤだ。

 前述のとおり、ドリフト用のリヤタイヤはグリップが低いほうが滑らせやすくて適しているが、ただグリップが低ければいいというものでもない。

 グリップが低すぎてもコントロールがしづらくなるし、なによりブロックが飛びやすかったり、トレッドが剥離しやすいようなタイヤでは困る。コントロール性を考えればある程度剛性感も欲しいし、耐摩耗性もそこそこは欲しい。

 そういう意味で、ドリケツタイヤとして人気のあるアジアンタイヤは、安いだけでなく、耐剥離性やグリップ力もそれなりにあるタイヤが多い。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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