ラリードライバーが製作した軽トラも!
2月10~12日にインテックス大阪で開催された「第26回大阪オートメッセ2023」の6A号館奥、「ダイハツ・ハイゼットトラックフレンズブース」には、ハイゼットトラックのカスタムカーが一挙8台も集結。その中から、横浜ゴムのSUV用タイヤ「ジオランダー」シリーズのPRの一環として出品した、特別なカスタムカー2台をご紹介しよう。
ロングキャビン仕様の「ジャンボ」4WD車をベースとした「ジオランダーカミオンKT」は、ラリードライバーとして知られる塙郁夫選手が、その持てるノウハウを注ぎ込んで製作した、道なき道を走り抜けるための本格オフローダーだ。
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画像はこちら 無骨なオーバフェンダーが勇ましい足もとには、195/80R15 96Sのヨコハマ・ジオランダーM/T G003と、ワークのCRAG T-GRABICを組み合わせるのみならず、サスペンション自体も全面的に変更。フロントがストラットからダブルウイッシュボーン、リヤは3リンクからデルタリンクに変更されており、サスペンションストロークもセッティングの自由度も大幅に拡大されているのが見て取れる。
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しかもパワートレインは、キャビンのシート下から荷台前方付近に移設。つまり、前後重量配分も徹底的に追求すべく、フロントエンジンからミッドシップへと変更されているというから驚きだ。
そして、ロールケージとセーフティネットで覆われた荷台には、不意のトラブルにも対処できるよう、フルサイズのスペアタイヤなどを搭載。過酷なコースを完走し勝ち残るための備えは万全と言えるだろう。
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同じくハイゼットトラックジャンボの4WD車をベースしたもう一台の「ジオランダー×ハードカーゴカスタム」は、軽トラックのオフロードカスタムを得意とする「ハードカーゴ」のパーツを満載したうえ、145SR14C 85/83QのジオランダーX-ATと、MLI XTREME-J XJ07を組み合わせて装着。
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カスタマイズは車検対応レベルに抑えられているが、裏を返せば一般ユーザーでも、その気になれば同様のカスタマイズができ、街乗りにも使えるので、ぜひチェックしてみてほしい。
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なお両車とも、東京オートサロンへの出品時に対し、新製品の「ビッグフック」が追加されたのも、小さな違いではあるが見逃せないポイントだ。