ケータハムは電動化したって走るのが楽しい! エンジンの代わりにモーターを載せたEVセブンは0-60マイル加速4秒のスポーツカーだ (2/2ページ)

軽量スポーツカーらしい走行性能を実現しているとCEOは発言

 ケータハムCEOのボブ・レイシュリーは、「私たちが将来生産するEVモデルは、ケータハムのDNAである、軽量で、Fun-to-Drive、ドライバーに焦点を当てたものでなければなりません。このプロジェクトの主な目的は、従来のセブンに比べて乗員ひとり分の重量差しかない車両を開発することです。1トンのセブンを発売することは決してありませんし、むしろやりたくありません。」と発言している。

 さらにレイシュリーは、「このプロジェクトは、EVパワートレインがお客様の個々の使用ケースに対してどの程度有効なのかを確認するためのテスト車両です。セブンに必要な車両特性を実現する方法を学ぶために、私たちはこのプロジェクトを進めています」とEVセブンの技術がケータハムにとって重要な研究開発であることを力説している。

 EVセブンはまだコンセプトモデルのため、開発が進むにつれさらに性能を向上させるともアナウンスがされており、今後の進化に期待したい。

 なお、このEVセブンは、2023年7月に開催される英国のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開される。さらに、EVセブンとは異なる新たなEVスポーツモデルを2023年中に発表する予定であることも発表された。

「ケータハムはEVでも運転する楽しさを提供するスポーツカーを開発する」というボブ・レイシュリーCEOの発言は、ファンにとって、今後のケータハムの発展に期待を寄せるものになった。そして、EVセブンがその第一歩となることは間違いない。


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