日本市場専用となる漆黒ボディのBMW! 100台限定「X7 BLACK-α」は“和の美”を纏った究極の特別仕様車だ

この記事をまとめると

BMWが日本市場専用となる「X7 BLACK-α」を100台限定販売

■限定100台のうちハイパフォーマンスモデル「M60i」は9台のみ

■日本の伝統工芸の技術であつらえた特別な専用装備品を備える

100台限定となる日本市場専用モデル「BMW X7 BLACK-α」

 BMWは、フラッグシップSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の最上級ラグジュアリーモデル「BMW X7」をベースにした、日本市場専用となる100台限定の特別仕様車「BMW X7 BLACK-α(ブラック・アルファ)」の販売を開始した。

 限定100台の内訳は、クリーンディーゼルおよびマイルドハイブリッド搭載の「X7 xDrive40d BLACK-α」が正規ディーラーで90台、ハイパフォーマンスモデル「X7 M60i xDrive BLACK-α」が専用サイトで9台販売される。残る1台は、BMWがタイトルスポンサーを務める「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の優勝副賞として提供される。納車は2025年6月以降を予定している。

「ブラック・アルファ」の名に相応しいエクステリア

 外装にはBMW Individual Special Paintの「フローズン・ブラック・メタリック」を採用。それに対し、ツイン・サーキュラー&ダブル・ライト、夜間に輝くアイコニック・グローのブラック・キドニーグリル、そして星空のような演出をもたらす「パノラマ・スカイルーフ」など、エレガントな輝きを放つパーツを組み合わせることで、マットな外装との美しいコントラストを生み出している。

「xDrive40d」には22インチMライト・アロイ・ホイールVスポーク・スタイリング755M(ジェットブラック)、「M60i」には23インチBMW Individualライト・アロイ・ホイールVスポーク・スタイリング914Iバイカラー(ジェットブラック)を採用。さらに、「M60i」にはハイグロス・ブラック仕上げのドアミラーカバーやテールゲートに専用ブラックバッジも与えられ、よりシャープでスポーティな印象に仕上がっている。

日本の伝統工芸を用いた特別な装備品の数々

「X7 xDrive40d BLACK-α」には、富山県高岡市の「モメンタムファクトリーOrii」が手がけた真鍮製の専用バッジをセンターコンソールに装着するのも特徴で、レーザー刻印と銀色調の着色が施された一品となっている。足もとを照らすドアプロジェクターには、「α」の文字が浮かび上がり、夜間の乗降時に特別な高揚感を与えてくれる。

 上位グレード「M60i」には、日本の伝統文化を用いたふたつの専用装備が用意される。ひとつは、漆芸作家・服部一齋氏による漆蒔絵/螺鈿装飾トリム。「時つ風」という縁起の良い追い風をコンセプトに、銀で描いた光と白蝶貝の輝きを組み合わせ、BMWの「駆け抜ける歓び」をイメージしている。

 もうひとつは、川島織物セルコン製の専用フロアマット。2024年のミラノデザインウィークで披露された「百の黒–A Hundred Black」の技術を基に、日本の伝統である「深い黒」にこだわって職人の手作業で織り上げたウール素材のマットだ。

 価格はX7 xDrive40d BLACK-αが1652万円、X7 M60i xDrive BLACK-αが2140万円となる。日本の伝統工芸とBMWの最新技術が融合したBMW X7 BLACK-αは、まさに日本のために仕立てられた一台。唯一無二の価値を求めるオーナーにふさわしい一台だ。


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