この記事をまとめると
■ジャガーがアーティストYOSHIROTTENと組み新コンセプトカー「TYPE 00」を東京で公開
■光と音を駆使した没入型インスタレーションでブランドの未来像を体現
■創業理念「Copy Nothing」を継承し、今後のジャガー像を象徴する1台に
ジャガーの未来を示す1台
ジャガーは、東京を拠点とするアーティストYOSHIROTTEN氏とのコラボレーションにより、DESIGN VISION CONCEPT「TYPE 00」をアジアで初公開した。発表の場となったのは、東京・寺田倉庫で開催される没入型インスタレーション「TOKYO FUTURE 00」であり、5月18日に一般公開された。
YOSHIROTTEN氏とジャガーTYPE 00画像はこちら
「TYPE 00」は、2023年12月にマイアミ・アート・ウィークで初披露された後、パリやモナコでも注目を集めたコンセプトモデルである。創業者ウィリアム・ライオンズ卿の「Copy Nothing」という理念を体現し、JAGUARの今後を示唆する存在として位置づけられている。
今回のインスタレーションでは、「TYPE 00」の車体や周囲に色鮮やかなプロジェクションを映し出すことで、ブランドの新たなビジョンをコンセプチュアルに表現した。光、色、音が融合する演出によって、象徴的な「Strikethrough」モチーフが進化する様子を来場者に体感させる構成となっていた。
YOSHIROTTEN氏とジャガーTYPE 00画像はこちら
また、ヒップホップシーンを中心に注目を集める音楽プロデューサー、Chaki Zuluとの協業によるサウンドスケープも加わり、視覚と聴覚を通じた空間全体での体験が設計された。YOSHIROTTENは本作において、ジャガーならではの力強いデザインと東京の光のイメージを融合させ、真鍮のエンブレムや直線的なグラフィックを活用して独自の空間を創出した。
ジャガーTYPE 00とインスタレーション画像はこちら
ジャガーの革新性とYOSHIROTTENの芸術性が交錯したこのインスタレーションは、感性を刺激する新たなビジュアル体験として来場者の記憶に深く刻まれたことだろう。今後のJAGUARブランドの進化にも注目が集まる。