日産マーチの欧州版「マイクラ」がEVに大変身! 斬新デザインに400km超えの航続距離などその全貌を徹底解剖 (2/2ページ)

最大408kmの航続距離と高効率充電

 新型マイクラには40kWhと52kWhの2タイプのバッテリーを設定。52kWh仕様は最大408km(WLTP値・社内測定)の航続距離となり、日常から週末のロングドライブまで楽しめる。さらに100kW急速充電に対応し、15%→80%まで約30分で充電が可能(52kWh仕様の場合)。外部給電もできるV2L(Vehicle-to-Load)にも対応している。

軽量ボディで機敏な走りを実現

 プラットフォームには、ルノーグループのEV専業会社「Ampere」が開発したEVプラットフォーム「AmpR」を採用。バッテリーは低い位置に配置され、フロントにストラット式、リヤにはマルチリンクサスペンションを搭載。

 車両重量は40kWh仕様で1400kg、52kWhモデルで1524kgと、競合他社の車両より大幅な軽量化を実現している。これによりクラスを超えた安定性と乗り心地、そして軽快なハンドリングを両立している。

Google連携のコネクテッド&安全装備も充実

 NissanConnectによるGoogle連携のコネクテッド機能を標準装備。リモートで充電やエアコンの管理も可能だ。安全面でも「プロパイロットアシスタント」など、先進運転支援機能を多数採用して欧州で求められる高い安全基準をクリアしている。

 劇的進化と呼ぶにふさわしい新型マイクラは2025年後半に発売予定。日本への導入は未定だが、国内モデルの発表にも大いに期待したい!


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