ネクステージの評判や口コミは良い？　悪い？　中古車買取サービスの特徴やおすすめポイント

車買取業者とは？　利用しても大丈夫？

　いまや多くの人が利用するようになった車買取。愛車を下取りではなく文字どおり買い取ってくれるサービスです。

　そのサービスを運営しているのが車買取業者。現在は大小多くの業者が存在し買い取ったクルマの再販売で利益を出しています。

　それらの業者はクルマを買い取ったあと、独自の再販ルートを利用してクルマを販売することやオークションを利用するなど買取後の販路はさまざま。

　クルマ買い換え時はディーラーへ下取りに出すことが主流だったひと昔前にくらべ、車買取業者による買取があることで選択肢が増えたことを喜ぶユーザーは少なくありません。
車買取サイトについては、「【2024年最新】車買取業者を利用するならどこがおすすめ？ランキングで紹介」にて詳しく解説しています。

ネクステージとは？　概要について

　全国に店舗を構え中古車販売や輸入車ディーラーを展開するのがネクステージ。同社は車買取も行っており、多くのユーザーが利用しています。

　1998年に輸入車販売を目的に前身となる有限会社オートステージヒロタを愛知県に開業。その後、2004年にネクステージへと称号を変更し、関西、九州、関東・甲信越、北海道・東北へと店舗を拡大していきました。

　2016年には買取専門店をオープンし、中古車販売だけでなく車買取にも注力していきます。

ネクステージの特徴について

高額査定で車両を買取

　多くの利用者がネクステージの特長や利点としてあげるのが車両を高価買取すること。

　ネクステージは自社製品化・ダイレクト販売するから中間マージンは一切なし。圧倒的な品揃えを誇る大型店・専門店を全国展開しているため他社よりも多くのクルマ商品化対象になることで高価買取を実現しています。

実査査定後すぐに明確な買取金額を提示

　車買取を利用したいユーザーにとって、査定完了後はできるだけ早く買取価格を知りたいもの。

　ネクステージは査定終了後に、引き渡し場所・還付金の有無・査定額の有効期限を明確にしてその場で買取価格を提示します。

　また、ご契約後の減額・返車を案内することはないため、安心して利用することが可能です。

査定時に行商従業者証を提示

　あまり知られてはいないですが車買取業者のスタッフが行商従業者証をもたず営業所（店舗）から離れた場所で取引する行為は違法です。

　その点、ネクステージでは古物商の許可を得たスタッフが出張査定時に『行商従業者証』を必ず提示。法令を遵守しているためユーザーにとって安心して出張査定を依頼することができます。

丁寧な実査査定を実施

　クルマを売却するか決めていない段階で雑に実査査定されると、その業者に愛車を売りたくなくなってしまいます。

　ネクステージの車両査定時はシートカバー、ハンドルカバー、足マットを使用。さらに撮影時は必ず専用のカバーでナンバーを隠します。

　愛車に汚れやキズをつけない取り組みを徹底し、個人情報は厳重に取り扱っているのが特長です。

申込が非常に簡単

　車買取サービスのなかには申込時に細かく愛車や個人情報を記載する必要があるものが少なくありません。

　その点、ネクステージは実車査定を行うため申込は非常に簡単。「30秒で簡単査定依頼」と同社が謳うように、時間や手間をかけることなく申込することができます。

ネクステージのネット上の評判や口コミ

　車買取や中古車販売で数多くの人が利用しているネクステージ。そのためSNSには利用者からの口コミが数多くあがっています。その口コミについてはよかった、悪かったとの声がはっきりわかれているのが特長といえるでしょう。

　まず良いとの口コミで圧倒的なのが愛車を高価買取してくれるとの声。高価買取してくれることについてネクステージを多くの人が高く評価していました。

　一方、悪いとの声は主にスタッフについてで、実車査定時の対応（決めた時間にスタッフがこなかった、申込者への言動が丁寧でなかったなど）について不満を感じるとの口コミが目立ちます。

　一般的にサービスに対する口コミは不満の声が圧倒的に強いものですが、ネガコメントとともにいいと伝えるコメントが多いことは、ネクステージの特長といえるでしょう。

ネクステージの車査定の流れ

ネクステージは無料査定の申込から実車査定、売却まで非常にシンプルな流れで進みます。査定申込みも簡単な入力のみで完了するのも特長です。

流れ①：無料査定の申込

　ネクステージに愛車の買取を申し込むためにはホームページにある無料査定パートからとなります。

　記載項目は「ご利用の愛車について」と「お客様について」の2項目。

　まず「ご利用の愛車について」は①（愛車の）メーカー、②車種、③年式、④走行距離でいずれも選択式となり年式と走行距離はおおよそでも大丈夫です。

　続いて「お客様について」で記載するのは①郵便番号、②名前、③電話番号の3つ。

　それらの項目に記載を終え「買取査定における個人情報の取り扱いについて」を確認し、「個人情報の取り扱いに同意する」をクリックし申込みボタンを押せば申込は完了となります。

流れ②：査定日時を打ち合わせ

　査定申込みを依頼するとネクステージから電話連絡がかかってきます。口コミなどでもよく聞かれますが同社はオートコールシステムを導入しているからか申込後、すぐオペレーターから連絡が入るため査定依頼について曜日や時間を選ぶほうがよいでしょう。

　査定については（全国95%のエリアに）出張が可能なため自宅でも可能ですし、近くに店舗があるならお店での査定も可能です。

　出張査定は午前8時半から午後8時まで、店頭査定は午前10時から午後7時まで対応可能ですので、ご自身の都合をうまくオペレーターに伝えて査定日時・場所を決めましょう。

流れ③：実車査定

　続いての工程はネクステージのオペレーターと決めた日時に実車査定を行います。査定は無料でキャンセル料も一切かかりません。

　古物商の許可を得たスタッフが愛車の査定を行いますが、時間は15〜30分くらい。待ち時間などを含めても1時間あれば完了します。

　査定でチェックされるのは外装、おもにボディ全体に傷やへこみがないかについて。また、フロント・リヤまわりの確認、内装、エンジンルームなどを確認しネクステージの場合は査定後、最短30分で買取金額が提示されます。

流れ④：車両売却・入金

　実車査定で提示された買取金額が満足できたらネクステージに愛車を売却します。もちろん金額に納得できない場合は断ることも可能。人気車種や程度の良い車両であれば強く買取を希望されるとは思いますが、価格に納得がいかない場合は流されないように強い気もちで断ることも重要です。

　売却を決めた方には車両売却に必要な書類などをネクステージから指示されますので提出し愛車を引き渡せば主な工程は終わり。

　あとはネクステージからの入金が終わるとすべての工程が完了します。

実際に使ってわかったネクステージのメリット

メリット①：高価買取を期待できる

ネクステージ最大のメリットがこれ。車種や年式、クルマの状態にもよりますが多くの人にとって愛車を高値で売却できることが期待できます。

　これはネクステージが中古車販売を行っていることで販売店を全国展開していることが大きな理由で、中間マージンを気にせず車両を買い取ることができるためです。

メリット②：実車査定が丁寧

　先ほど特長にも記載しましたがネクステージのスタッフが実車査定を行う際は、シートカバーやハンドルカバーなどを使用するなど大切な愛車を汚すことなく査定してくれます。

　実査査定時に車両を意図的に雑に扱う業者はいないでしょうが、少しでも汚れやキズをつけないように取り組んでいるこの姿勢は愛車を大事に乗ってきたユーザーにとってメリットといえるでしょう。

メリット③：査定までスピーディに進む

　先ほどネクステージと査定・売却までの流れを説明しましたが、できるだけ早く愛車を売却したいユーザーにとって申し込んでからすぐに査定日時の打ち合わせを行うため連絡が入るのはメリットと感じるでしょう。

　無料査定を申し込むための記載内容も簡単手間入らず。スムースに売却まで進みたい人にネクステージは相性がよいサービスです。

実際に使ってわかったネクステージのデメリット

デメリット①：強烈な営業電話

　少しでも早く愛車を売却したいユーザーにとって、レスポンスがいいネクステージは頼りになる存在です。しかし、無料査定を申し込むとすぐ査定日時の調整をするための連絡が何度も入ることを不快に思う方は少なくないでしょう。

　ネクステージに申し込む際はすぐに連絡を受けることができるタイミングで行うことをおすすめします。

デメリット②：スタッフに当たりハズレがある

　ネクステージだけではありませんが、車買取やほかのさまざまなサービスでトラブルに繋がるのがスタッフの対応。こればかりはユーザーがスタッフを選ぶことができないため、いいスタッフと巡り合うのは運任せともいえます。

　各種サービスでスタッフの対応に不信感や不快感を得たときは取引をやめる強い意志をもつことが必要となります。

デメリット③：押しが強い

　これもネクステージだけではなく車買取業者に多いのですが、とくに人気車種の査定を依頼した場合、売却をするよう強く迫ってくるケースがあります。

　買取金額に満足できているなら問題ありませんが、納得いかない場合ははっきりと断りましょう。

ネクステージでの車買取がおすすめな人

おすすめな人①：とにかく早く愛車を売却したい人

ネクステージの大きな特徴は申込後、すぐに実車査定のスケジュールを調整する連絡が入ること。この営業方針については合う合わない人がわかれると思いますが、少しでも早く愛車を売却したい人にはメリットと感じることでしょう。

　査定日時の調整は必要となりますが、スピード重視で愛車を売却したいユーザーにはおすすめできます。

おすすめな人②：押しが強い営業に負けない人

　これまでお伝えしたようにネクステージはとにかく熱心な営業……いい方を変えると押しが強い営業をすることが特長。高額査定を期待できる反面、売却を断りづらいという側面があります。

　そんな押しの強さを気にしない方、また苦にしない方にとってネクステージはおすすめ。熱心な営業を逆手にとり複数の業者に見積もり依頼することなどにより高額買取を実現できる可能性が高いことがその理由です。

おすすめな人③：仕事終わりに査定をしてほしい人

　先ほどお伝えしましたが、ネクステージの出張査定が可能な時間は午後8時まで。仕事を終え帰宅したあとでも査定を依頼できるのが特長です。

　買取業者のなかには出張査定を行ってないことや査定可能な時間が遅くまで対応していない業者があるなか、平日の仕事終わりに査定をお願いしたい方にはおすすめできるサービスです。

クルマを高く売るなら複数業者の一括見積もりが効率的

　今回紹介したネクステージに愛車の買取査定を申し込むなら、同社のみならず複数の買取業者に査定を依頼できる車一括査定を経由して利用することをおすすめします。

　複数の業者が査定することで高額な買取価格を得やすくなることや、愛車の買取相場を知ることができるからです。

　もちろん複数業者に査定を依頼することで1社と交渉や駆け引きするより高額査定を引き出しやすくなるため交渉事が苦手な人にとってもおすすめ。

　愛車の売却を考えている方は個別に査定を申し込むより、高額査定を引き出しやすくなる車一括査定の利用を検討しましょう。

ネクステージの車査定でよくある質問

よくある質問①：クルマの査定は何分で終わるの？

　クルマの査定（検査）には15～30分ほどお時間を頂きます。

　査定前のご挨拶、金額のご提示にかかる時間などを含めると1時間前後が目安です。

よくある質問②：故障車は買取できるの？

　クルマが故障したら廃車にするしかない、と考えている方は少なくありません。しかし最近では、故障していてもある程度の価格で売れることがほとんどです。国内では売れないような状態であっても、日本車は海外では高い人気があります。また、中古車としての価値がなくても、パーツ単位で値がつくこともあるでしょう。

　大きく損傷していて解体を余儀なくされても、クルマの材料となる鉄資源は世界中で需要が高まっています。不具合のあるクルマでも値段がつかないだろうとあきらめず、少しでも高く買い取ってくれる業者を探すことが重要だといえます。

よくある質問③：車検切れのクルマは買取できるの？

　車検が切れたクルマは売れないと思い、そのまま車庫に放置していないでしょうか。車検切れのクルマは、法律で公道を走ることが禁止されています。そのため、何の手続きもしない人もいるようですが、じつは普通のクルマと同じように売ることが可能です。

よくある質問④：査定後に金額が変わることはあるの？

　査定・契約後に提示した金額が変わることはありません。

　お客様が安心してご検討いただけるようネクステージでは、査定終了後に引き渡し場所・還付金の有無・査定額の有効期限を明記した『金額提示カード』をお客様にお渡ししております。

※査定時には判明しない隠れたる瑕疵は対象外となる場合があります。

まとめ

ネクステージといえば中古車販売で知名度が高い会社ですが、車買取にも力を入れています。

　先ほどお伝えしたように利用者が多いことからSNSには数多くの口コミが掲載されていますが、良い点と悪い点がはっきりしているのが特長。それらの声から自分に合うサービスかどうかを見極め利用することで、満足がいく取引ができることでしょう。