路上教習での事故を防ぐには限界がある
保険を使わずに卒業するのが一般的
教習所は、その業務に必要な保険に加入しています。ただ、前述したとおり、教習指導員が同乗している普通車などの教習では、教習所の保険を使わずに卒業するのが一般的です。
安全運転を学んでいるときの交通事故の経験は、教習生にとってトラウマとなります。クルマを運転することがトラウマにならないようにするためにも、教習指導員がギリギリのところで回避していますが、路上教習となると、教習指導員の回避では防げない場合もあります。
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一般ドライバーの方のなかには、教習中のクルマが遅い・邪魔だと感じる方もいるかもしれません。その気持ちも理解できますが、車間距離を詰めたり、無理な割り込みをしたりすると、運転を学んでいる教習生のトラウマになる可能性があります。
教習車に対する無謀運転や事故などによって、教習生にクルマの運転の恐怖を植え付けないようにするためにも、教習車とは車間距離を取り、無理な割り込みなどをしないようにしましょう。