日本でも売ってほしい仕様に溢れる北米市場
■日産 ローグ ロッククリーク
エクストレイルの北米バージョン、ローグもまた羨ましいモデルが存在します。もともとローグはオフロードイメージの強いモデルでしたが、新たに導入されたロッククリーク・エディションは、さらに力強さや大胆さをアピールするSUVに仕上がっています。
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ノーマルでも精悍だった黒いグリルをさらにグロスブラック化して、シルバーやレッドの差し色を使うことで差別化、オフを感じさせるスタイルを再構築しています。また、ルーフレールもブラック基調を取り入れたほか、サイドバーと一体化することで積載性を高めることにも成功。ルックスのよさだけでなく、使い勝手も向上させてくるとはロッククリーク・エディションがますます羨ましくなりそうです。
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また、インテリジェントクルーズコントロールとステアリングアシストを組み合わせた「プロパイロットアシスト」の標準装備というのも嬉しいニュース。広いアメリカですから、アウトドアフィールドに至るまでのドライブだって快適、かつ楽チンに過ごしたいものですからね。
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そのほか、17インチのサテンブラックホイール&235/65R17のオールテレーンタイヤでアウトドアキャラを強調。インテリアに目を向ければレッドのアクセントステッチを取り入れたレザー調シートやピアノブラック仕上げのダッシュボードなど、日本のエクストレイルユーザーだけでなく、北米のローグファンまでもがほしがるようなパッケージ。いますぐ日本でも売れそうなロッククリークですが、残念ながら北米専用モデルです。
■トヨタ TRDプロ
TRD、すなわちトヨタ・レーシング・ディベロップメントはいわずと知れたトヨタ純正のカスタムファクトリー。こちらが北米専用としてリリースしているSUV&トラック向けパッケージもまた、国内SUVユーザーとしては垂涎の的かもしれません。
たとえば、タコマはV6スーパーチャージャー搭載モデルまでリリースされている人気ピックアップですが、TRDプロ仕様ではデザートインテークシュノーケルなんてパーツを開発しています。オフロード走行の際、インテークからのエアに砂塵や水が入り込むリスクを減らせるほか、見た目からして本格派、ガチなオフローダーを演出できるというパーツです。
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また、フルサイズのタンドラにはTRDがセッティングを施したFOX製ツインショックをはじめ、BBS製ホイール、リジッドフォグライトなど豊富なパーツをビルトイン。ノーマルのパフォーマンスを底上げするだけでなく、ユーザーの個性をスタイルに反映できること請け合い。パーツだけなら個人輸入も出来そうなので、国内にも相当数がいるであろうタンドラユーザーはぜひチェックを!
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そして、4ランナー(ハイラックスサーフ)TRD プロも前の2台同様、専用サスペンションやスキッドプレートといったオフロード向けの装備を全部載せ。現行モデルは新型ランドクルーザーとプラットフォームを共有するだけに、そのパフォーマンスは折り紙付き。4ランナーは日本国内で生産しているのですから、少しでもいいから国内導入してほしいというのはわがままに過ぎるのでしょうか。
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