バネカン・エビ金・ウイングロック! これだけ知ってれば「トラック通」を気どれるトラック用語 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■トラックの荷台はさまざまなパーツの集合体だ

■一般の人には聞き馴染みのないパーツも多数存在している

■今回は専門的なパーツを7つ挙げて紹介する

トラックの荷台を構成するパーツを紹介!

 バネカン? エビ金? ウイングロック? どれもあまり聞き馴染みのない、いやいままで聞いたことがない単語ではなかろうか。これがトラックに使われるパーツだとすぐわかるなら、きっとトラックドライバーか物流に携わる人だろう。そこで今回は、トラックの荷台を構成する、ちょっと専門的なパーツを紹介してみようと思う。

ウイングロック

 ウイングロックとはその名のとおりウイングをロックするためのパーツだが、装着されているのはボディ側面である。このパーツはウイングが閉じたときにボディの躯体やアオリを固定するために使用される。

 後述するバネカンと機構は似ているが、ウイングロックはより複雑なロック機構をもち、ハンドルやレバーを操作することで固定と解除ができる。

エビ金/バネカン

 エビ金の読み方は「エビキン」ではなく「エビガネ」だ。また、「バネカン」や「オアリキャッチ」という呼び方をされることもある。「エビガネ」では意味不明でも「アオリキャッチ」といわれるとなんとなく用途を想像できるのではないだろうか。

 エビ金はトラックのアオリを閉まった状態で固定するための部品で、形状はさまざまだ。ハンドルを引くとロックが解除され、アオリを開けることができる。名前にエビが付くのは、形がエビに似ているからだという説がある。


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