贅沢かつホスピタリティ溢れるツアー内容
ツアー初日のルートは、ユネスコの世界ジオパークに認定されている洞爺湖有珠山ジオパークを駆け抜け、宿泊地であるパークハイアットニセコHANAZONOに至るまでの約135km。途中の休憩ポイントで、ウルスSEからレヴエルトへと乗り換えて目的地を目指したが、ここで2025年のGIRO Japanがなぜ北海道で行われたかの意味を改めて理解する。
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現在のランボルギーニ車にとってパフォーマンスとともに重要なコンセプトは環境性能との両立。PHEVのシステムを採用してきたことなどは、その象徴的な動きともいえるのだが、たしかに雄大なジオパークのなかをドライブしていると、それがスーパースポーツの未来にとってはとても大切なことであることが自然にわかるのだ。
到着したパークハイアットニセコHANAZONOでは、豪華なウェルカム・ディナーが開催され、ここではアイヌのパフォーマンスなど、北海道ならではのカルチャー、そしてホスピタリティを味わうことができた。
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さらに、ディナーのあとにはアフターパーティの場が設けられ、参加したカスタマー同士の交流も積極的に行われた。年齢も仕事も人それぞれだが、そこは同じランボルギーニを愛車とするエンスージアストだけに、さまざまな話題は夜遅くまで尽きなかったようだ。
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ツアー2日目となった6月19日。この日は1972年に開催された札幌冬季オリンピックでスキージャンプ会場となった大倉山ジャンプ競技場などに立ち寄り、石狩湾に面した国内有数の港湾都市として知られる小樽を目指し、ふたたびニセコへと戻る約200kmのルート。小樽では、かつて海運の要となった小樽運河のクルージングが用意されるなど、この日もカスタマーを飽きさせないプログラムが続く。
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そして、最終日の6月20日は、スタート地点の新千歳空港へと再び洞爺湖有珠山ジオパーク、そしてお待ちかねの高速道路を走る。約140kmというルートをドライブするなかで常に感じていたのは、噂に聞いていたとおりのホスピタリティの素晴らしさ、そしてこの貴重な時間がいつまでも続いてほしいという切なる願いだった。
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GIRO Japanはもちろん来年も開催される予定。はたして次は、どのようなロケーションとホスピタリティで、特別なランボルギーニのカスタマーを楽しませてくれるのだろうか。