スーパーカーを買うか新築戸建を買うか?
当時のスーパーカーの価格(参考値)
当時、日本で販売されていた「スーパーカー」に属しているクルマの販売価格をまとめてみました。ちなみに、1970年当時の1000万円は、現在の貨幣価値に換算すると約3500万〜4000万円といわれています。
ちなみに、ポルシェ911(930)ターボがデビューしたとき、「横浜の新築の戸建てにするか、それともポルシェターボにするか」といった逸話があるくらい、庶民には縁遠い特別な存在であったことがわかります。
スーパーカーブームの頃のフェラーリやランボルギーニのお値段画像はこちら
●ランボルギーニ カウンタックLP400:当時の新車価格・・・1900万円
●ランボルギーニ ミウラ P400:当時の新車価格・・・1200万円
●フェラーリ 365GT4/BB:当時の新車価格・・・1850万円
●ポルシェ911(930)ターボ:当時の新車価格・・・1500万円
●ポルシェ911 カレラRS 2.7:当時の新車価格・・・780万円
●ロータス ヨーロッパ:当時の新車価格・・・315万円
●ランチア ストラトス:当時の新車価格・・・1000万円前後
●トヨタ 2000GT:当時の新車価格・・・238万円
まとめ:本気度が試されるのは当時もいまも同じ
一見すると華やかに映るスーパーカーの世界。買うことができたとしても、本当のスタートはここからです。各種メンテンナンスやトラブルをクリアし、主治医やショップとの良好な関係を維持していく必要があります。そして何よりスーパーカーは目立ちます。とくにご近所からはあらぬ噂を立てられることがあります。これに嫉妬の感情が入るとさらにやっかいです。出る杭は打たれるのです。
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スーパーカーに乗るには心身ともにある種のタフさ、いい換えれば鈍感力が必要になってきます。もしくは「理屈抜きでスーパーカーが好きだから」という熱量で貫き通す、意志の強さも必要です。そういった本気度や覚悟を試される類いのクルマであることは、当時もいまも同じだといえます。