国民車のビンファストVF3よりも勢いがスゴイ! ベトナムのハノイはスズキ キャリイだらけだった!! (2/2ページ)

まるで日本と勘違いするほどベトナムにはキャリイがいっぱい

 最近までラインアップされていたキャリイブラインドバンやキャリイトラックは、日本での8代目エブリイ&キャリイがベースとなっており、MTのみで970㏄エンジンを搭載している。生産期間が長かったことあり、そしてよく売れていた北部地域にハノイがあるので、日本かと見間違うほどキャリイ(とくにブラインドバン)がハノイの街に溢れていた。

 現状のスーパーキャリイプロ系はトラックのみとなっており、ブラインドバンに代わっては中国系の小型ライトバンがとりあえず後継となっているようであった。また、自国ブランドのビンファストではBEV(バッテリー電気自動車)の商用バンをラインアップしており、少し長い目で見れば、このようなモデルになっていくのではないだろうか。

 ベトナムの地元メーカーであるビンファストのマイクロBEV(バッテリー電気自動車)となるVF3がよく売れており、ベトナムの国民車と呼ばれているが、ハノイだけで見れば、キャリイの勢いはVF3より国民車のように見えた。

 パキスタン・スズキでは現行のエブリイバンを現地生産しているので、ハンドル位置の違いもあるし、パキスタンで作っているのなら……というのも安直な話となる。インドネシアあたりではAPVというバンタイプのモデルもあるので、実現性はかなり難しいのだろうが、しばらくするとハノイの街でパキスタンと同じ世代のエブリイバンをたくさん見かけることになるかもしれないと密かに楽しみにしている。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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