日本導入が実現すれば人気になりそうな「軽車」
とはいえいまや筆者は「軽車(一般型)」に興味津々となってしまったため、お隣の韓国にはキャスパー以外にどんな軽車があるのか、チェックしてみることにした。
キア・レイ
キア(起亜)が韓国内で製造販売しているトールワゴンタイプの軽車。ボディサイズは全長3595×全幅1595×全高1700mmで、パワーユニット的には1リッターガソリンの自然吸気およびターボと、同じく1リッターのバイフューエル、そして50kWのモーターで駆動するEVの4種類。
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ヒョンデのインスター(キャスパー)ほどグッとくるビジュアルではないが、これはこれで(勝手な)異国情緒が随所に感じられ、悪くないような気もする。
キア・モーニング
欧州では「PICANTO(ピカント)」という車名で販売されている、いわゆるコンパクトハッチバック形状の軽車。初代は2003年に登場し、現在は2017年のジュネーブショーで発表された3代目が現行モデルとして販売されている。
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全長と全幅は前述のキア レイと同一で、全高は1485mm。当初は1リッターのターボとLPG仕様もラインアップされていたようだが、直近では1リッター自然吸気のみに整理されたらしい。
韓国の軽車は、全幅を無理やり1600mm以下に収めた感の強いフォルムであるため若干の違和感を覚えるが、この違和感が逆に(勝手な)異国情緒を感じさせ、個人的にはまあまあグッとくる。